4人は神様！？ 7

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一歩、また一歩と街の人達に歩み寄る


街の人達は足を止めて私を眺めていた





「皆さん・・・、怪我はありませんか？」


街の人達は少し驚いた様子だったが、答えは返ってこない


見たところ怪我はないようだから、とりあえず安心だ



男性1「今の地鬼は・・・あんたを狙ってきたんじゃないのか？」

「え？そ、そんなこと・・・」

女性1「あんたは厄病神よ！天界に必要ないくせに、どうして帰らなかったの！？」


怒りと不満の声を口にする皆さんの迫力に、私はたじろいだ


不意に、足が一歩下がる






すると、NEWSの4人がこちらに来て、私の前に立った




「皆・・・」

増田「黙って聞いてりゃ随分好き勝手言うじゃねえか」

手越「皆は・・・Aが天界のためにどれだけ頑張ってきたか分かってない！」

小山「Aは皆のことを心配してくれてるのに・・・どうしてそんな酷いことが言えるんだよ！？」

加藤「地鬼の襲撃にAは関係ない、根も葉もないこと言う前に、他人を責めることしか出来ない自分達を恥じろよ」




4人の言葉が、想いが、私の心を揺さぶる



私に・・・勇気をくれる




そうだ・・・、私は一人じゃない！




挫けそうになっていた気持ちを奮起させ、私は真っ直ぐ街の人達を見据えた






「皆さん、聞いてください！」



少し声を張る


街の人達は一斉に私に注目した



「皆さんの気持ちは分かります、私がここに残っているのも・・・エゴかもしれません」

男性2「そうだ！あんたに天界に残ってほしい人なんてどこにも・・・」

「それでも私は・・・、まだ天界にいたいんです！」

女性2「何よそれ・・・、結局わがままじゃない！」

加藤「黙ってろ！とにかくAの話を聞け」


シゲアキの気迫に圧倒され、街の人達が口を閉ざす

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