act14-20 ページ47
加藤「・・・・・」
手越「えっと・・・」
増田「・・・何があったんだ・・・？」
手を繋いで戻ってきた私と小山さんを見て、祐也達はポカンとしていた
小山「ごめん！一人で勝手なことして・・・」
小山さんは両手を合わせて謝った
ここに来るまでに何かあったのかな・・・？
手越「心配したんだよ！もう・・・」
小山「ごめん！本当にごめん！」
増田「その様子だと問題は解決したみたいだな」
小山「うん、Aや里の皆のおかげだよ・・・」
「小山さんがいてくれたから、皆の想いが一つになったんだよ」
手越「とーにーかーくー！もう一人で無茶しないで！いい？」
小山「はい・・・」
キセキ「慶一郎さん！無事で何よりです」
小山「心配かけてごめん、皆も・・・無事みたいだね」
増田「ああ、けど皆びしょ濡れだ、早く帰ろうぜ」
キセキ「そうですね、宮殿に戻りましょう」
小山「あ・・・、ごめん、Aとちょっと話がしたいんだけど、いい？」
小山さんは皆を見渡しながら聞いた
「私はいいよ」
キセキ「私も構いません」
手越「じゃあ、先に帰ってるね」
小山「うん、ありがとう」
皆が先に帰り、その場には私と小山さんだけが残った
小山さんは私と目を合わせ、微笑んだ
小山「ありがとう、A、本当に感謝してるよ」
「もう、一人で抱え込まないでね、皆小山さんに頼ってもらえるのが嬉しいんだから」
小山「約束する、それと・・・、今まで・・・本当にごめんね」
「え？」
小山「ずっとAに嫌な態度とってたから・・・、もしかして・・・嫌ってたり・・・する・・・？」
小山さんは不安そうに私の目を見ている
私は慌てて首を横に振った
「全然！ずっと仲良くなりたいって思ってたから・・・、嬉しい」
小山「A・・・、ありがとう」
私は照れ臭そうに少し目を逸らした後、視線を戻して話を続けた
「私も・・・感謝してるよ」
小山「え・・・？」
「貴方がいたから・・・皆さんの想いを繋ぐことが出来た、里を守ることが出来たんだよ」
小山「A・・・」
「それに、私をキュウキから守ってくれたことも・・・」
私は満面の笑みを、彼に向けた
「ありがとう、慶一郎」
act14 end
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天照(プロフ) - 久瑠実さん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！しばらく更新出来ず申し訳ありません。これからまた頑張ります。 (2018年5月6日 18時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
久瑠実(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年5月6日 10時) (レス) id: ce7da4087f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年4月17日 19時
