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嫉妬7 ページ8

ーAside

虚は浮気なんてしていないと知って酷く安心した。

あの後虚はすぐに柩と交代し、夢乃の元を離れた。

「はぁ、散々な目に逢いましたね、だから女は嫌いなんですよ」

虚が隣でため息を吐く。

「実は可愛いって思ってたんじゃないの?」

私が疑いの目を向けると、虚は違うと何度も説明し、キスをした。

「こんな事をしたいと思うのは、貴方だけなんですからね。」

虚が珍しく頬を赤く染めているので、私は少し可愛く思えて微笑んだ。

「分かってるよ。」

虚に抱きしめられる。安心する暖かさが、匂いが私を包む。

「私も虚以外興味ないよ。」

虚の鼓動が少し早くなった気がした。

ゆっくりと、いつもより丁寧にベッドに押し倒され、何度も唇を重ねた。キスはどんどんと深くなる。

しばらくの間キスをしていたが、空気を求め唇を離した。

そのあとはいつも通り…いや、いつもより優しく抱かれた。

終わったあと、虚は心配そうに私の顔を覗き込んだ。

「体痛みませんか……あと、これで分かってくれましたか、貴方だけを愛してるって。」

「分からない。」

ふざけてそう言うと、虚はもう一度私に覆いかぶさった。

ふざけるんじゃなかったと後悔したがもう遅い。

翌日私は外に出て任務が出来るはずもなく、部屋で1人書類の山を片付けるはめになった。







嫉妬 終

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れい(プロフ) - ごえもんどらえもんさん» ありがとうございます!!これからも更新するので楽しみにしていてください笑笑 (2019年3月20日 23時) (レス) id: ab40bf5b47 (このIDを非表示/違反報告)
ごえもんどらえもん - 松陽先生と虚に取り合われるとか最高すぎますしにます…!笑 松陽先生かわいい!! (2019年3月14日 19時) (レス) id: 6deee5d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 坂竹会長さん» ありがとうございます!これからもゆっくりですが更新していくのでよろしくお願いします! (2019年1月4日 8時) (レス) id: ab40bf5b47 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - リクエストのおこたえありがとうございますッッ!!とても続きが気になります。更新頑張ってください!∀! 失礼しました_ーд#_ (2018年12月27日 20時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - 無事修理が終了しました…!!これでこの作品の更新についていけるのではないのかなぁと思います!今後とも更新のほうを頑張ってください…!! 失礼しました_;;ーд#_ (2018年11月27日 19時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れい | 作成日時:2018年7月18日 17時

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