彼のメンタルケア ページ45
DK SIDE
バンに乗り込んだ後のヒョンは震えていて、いつもみたいにバンから顔を出してファンに手を振ることはなかった。
僕の手をずっと握ったまま離さないヒョン。
今までもサセンみたいな人はいたけれど、こんな身近にくるなんて思いもしなかった。
ヒョンはマネヒョンの家に泊まった。
その日のうちにSNSを通じてレナヌナの解雇が発表された。
ヒョンは大丈夫だろうか。
あんなにレナヌナを応援してたのに。
最後の最後に突きつけられた現実。
ヒョンの顔は絶望と恐怖に満ちていた。
ヒョンだけは信じようとしていたのに、、、。
僕はタクシーを呼んで、マネヒョンの家に向かった。
インターホンを鳴らす。
「僕です、、、ドギョマです、、、」
マネ「あ？！！！お前何1人で！！いいから中に入れ！」
僕を急いで中に入れてくれる。
マネ「はあ、、、とうまは隣の部屋で寝てるよ。刺激すんなよ」
ドアを開けると布団を頭までくるまっているのがわかる。
「ヒョン」
ベッドに腰をかける。
『•••••••』
ヒョンからは何も返ってこない。
自分も横になり、布団ごとヒョンを抱きしめる。
「大丈夫だよ」
ヒョンの身体が震えているのがわかる。
「辛いね」
鼻水をすする音が聞こえる。
「信じていたのにね」
ヒョンはやっぱり黙ったまま。
「酷いよね、、、怖かったよね」
ぎゅっと抱きしめる力を強くすると
ヒョンが顔だけ出す。
『っ、、くるじい』
僕の方を向くヒョンは鼻水を垂らしている。
「わっ！」
ヒョンは僕のTシャツで鼻水をふく
『っへへ』
弱々しく笑う。
「んも〜ヒョンってばあ〜」
なははと笑い合う。
『ソクミナが俺の思ってる事全部言ってくれたから、なんだかスッキリしたあ！！』
ってグチャグチャな顔でヒョンは言う。
『ありがとう！、、、、でも今日は隣で寝てくれたら嬉しいかも』
と僕の手を握るヒョンの手はもう震えてはいなかった。
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ぬぬぬぬぬ - 面白いです！！あと、人の目が写ってる写真、その人クソかっこええ！！ (2018年8月10日 13時) (
レス) id: 9555249b50 (このIDを非表示/違反報告)
ハラミ(プロフ) - りあんさん» コメントありがとうございます！！！嬉しいですああううめちゃめちゃウォヌくん贔屓になっていますが、これからも頑張ります！ (2018年7月24日 18時) (レス) id: 153cfb6759 (このIDを非表示/違反報告)
りあん(プロフ) - ウォヌかっこいいです！更新頑張って下さい(^^) (2018年7月24日 15時) (レス) id: fc2924a494 (このIDを非表示/違反報告)
ハラミ(プロフ) - ぶーちゃんさん» うわああああああああ！！！！！！嬉しいです涙 ぶーちゃんさんのお言葉で頑張ります！ (2018年7月23日 18時) (レス) id: 153cfb6759 (このIDを非表示/違反報告)
ぶーちゃん - いつも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年7月23日 16時) (レス) id: 99ddcc0876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハラミ | 作成日時：2018年7月9日 7時
