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お決まりの ページ23

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あぁ…謝罪する時って、何度頭下げるのがベストなんだっけ…



……なんかそんな映画あったよな…





これからこっぴどく怒られるであろう事態に胃がキリキリするのを感じながらも、ジョングクに背中を押されるようにして撮影場所へ入ると。







「「「「ドッキリ大成功!!!!!」」」」





思いきり頭を下げようとした私の耳に聞こえてきたのはそんな大勢の人の声。





「……は?」





呆気に取られてポカン、としているとカメラマンさんがニコニコしながら近付いてきて




「Aさん!今の感想は?」




「えっ、へっ?い!いやぁ…ちょっと状況がよく理解出来てないんですけど…お?」



肩をジョングクにツンツンッと軽くつつかれて、ジョングクの指が指す方向に顔を向ける。




するとそこには。




『撮影中に彼氏♡がモブの中に紛れ込んでいたら気付く?気付かない?』



とド派手な蛍光色の文字でそう書かれたプラカードを掲げる神父さんが…いた…




「まじかぁ……」





目の前にはドヤ顔のカメラマン。



隣にはこちらもドヤ顔のジョングク。








「……ねぇジョングク〜〜〜!!!まあぁたドッキリ!?アンタどんだけドッキリ好きなの!?!?」




肩でタックルしようとしたものの、軽くかわされて手をぎゅっ、と握られる。




「今回は呼ばれただけだし。俺が考えたわけじゃないし。…あと愛してる、って言ったのはほんと。」





「ぅ…」




手を握ったまましっかり目を合わせて言ってくるもんだから、



「…こ、公衆の面前でそういうのはよくないと思いまーす…」



私は簡単に真っ赤になって俯いてしまう。




そんな私達に反応して、「フウゥゥゥゥゥゥ!!」などと歓声を上げるスタッフさんやキャストさん。




…編集後、このシーンには



『さっきの二人に一体何が!?』



とかいうふざけたテロップが入ってるに違いない。





「いやぁ見せつけてくれますねぇ〜!ジョングクさんはさっきも台本を無視してAさんをかっさらっちゃうし。」



「っえ?そうなんですか?」



「ほんとは観客に紛れ込んで色々仕掛ける…みたいな台本だったんだけど、我慢できなくてつい…」






……ついじゃないよついじゃ!!!

察するにも察せない→←心臓がギュンギュン



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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 紅一点   
作品ジャンル:ギャグ
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メイメイ - 読んでいてとてもドキドキしました!新作、楽しみにしてます、、、!! (2019年11月6日 19時) (レス) id: f3243f1c25 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - Yukiさん» いえいえ〜!! (2019年1月4日 21時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 了解です!ありがとうございます!! (2019年1月4日 11時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - Yukiさん» 全然いいですよ!?めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます!!私のボードかメッセージに何か送ってくれますか?そこでお話ししましょ!! (2019年1月3日 20時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 待ちます!!!待ちますとも!!!そして読みます!!!あと、もしよかったらなんですけど、、、占つくの中でのお友達になってもらえませんか?無理でしたら全然ふっちゃってくれてかまいません!!! (2019年1月3日 17時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メノン | 作成日時:2018年8月19日 9時

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