ご対面 ページ36
マネオッパが猛スピードで車を飛ばしてくれたおかげで遅れることもなく、無事に着いた私達。
ビルに入ってスタジオまで少し急ぎ足で向かう。
どんっ
すれ違いざまに誰かとぶつかった。
「あっ！ごめんなさ…い………え…？」
謝ろうとして慌てて顔を上げると…そこには例のストーカーがいた。
スルーできずに思わず足を止める。
「な、なんでここに…」
ニヤッ
ストーカーは何も言わずに気味の悪い笑みだけを浮かべてその場を去っていった。
どれくらいの間、ストーカーが歩いていった方を向いて突っ立っていただろう。
「…A？どうした？」
私を呼ぶジョングクの声の方を向くと、もうオッパ達はいなかった。
「わ、ごめん…ちょっとぼーっとしてて…オッパ達どこ行ったの？」
「ヒョン達ならもうメイク始めてる。遅いから呼びに来たんだよ。」
不服そうな顔で私の元へ歩いてくる。
「…あのさ、ジョングク。」
「ん？」
「…さっきすれ違った人…知ってたりする？あの、髪の毛が薄いおじさん。」
ジョングクが顎に手をそえて考え込む。
「…うーん…髪の毛が薄いおじさん…？……あ、あの人じゃないか？うちの事務所の。」
……うちの事務所？
「ほら、色々雑用？みたいなのやってる人！俺らの仕事先にはいつもいるし…マネヒョンの補佐も一時期やってただろ？」
……マネオッパの補佐？
「そういえばちょっと前そんな人がいたような…」
「…その人がどうかしたのか？」
「い、いや？なんとなく気になっただけ！ほら、早く行こ！」
ジョングクの手を引いてずんずんと歩く。
…まさか事務所の人だったとは…
マネオッパの補佐か…
それなら宿舎にも頑張れば入れるし…
……敵は意外と近くにいるってやつか。
今までそんな近くで見張られてたのかと思うと鳥肌が立ってくる。
「…A？お前、やっぱり顔色悪いぞ？ほんとに大丈夫か？」
気づいたらジョングクが私の顔を覗き込んでいた。
「だ、大丈夫だって！ほんとになんでもないから！」
「………」
「……無理はすんなよ。」
そう言って私の頭を二回ポンポンとする。
やっぱり様子おかしいって気づいてるんだろうな…
普段頭ポンポンなんて少女漫画みたいなことしないし。
……切り替えなきゃなぁ…
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メノン(プロフ) - 黄金うさぎさん» やだ、これから生態が変態にしか見えなくなるじゃないですか！←私もこのコメ見て爆笑しました笑 (2018年6月2日 16時) (
レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
黄金うさぎ - ごめんなさいジョングクの生態記録がジョングクの変態記録に見えて1人で爆笑してしまいたした… (2018年6月2日 8時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - Misonoさん» ほんとですか！？ありがとうございますっ！！更新頑張ります！ (2018年5月29日 17時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
Misono(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！早く続きがきになります！ (2018年5月29日 12時) (レス) id: 57db4b0bf0 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - ARMYさん» やっとカムバですね！楽しみです！あのピコピコハンマーみたいなやつですよね(о´∀`о)可愛かったです〜。というか、ボードの方で話しませんか？コメ欄で会話はあまりよくないと聞いたもので… (2018年5月26日 23時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メノン | 作成日時：2018年4月29日 22時
