10 .shota ページ10
次の日
向「おっはよーダテ！…ってまだいない？」
「いや、一番乗りに俺と来て、今トイレいる」
向「あ、そうなん？…って一緒に？？」
「ああ…うん。昨日飯行ったんでしょ？」
その言葉を聞いて康二はハッと俺の方を見た。
そして俺の耳もとで「ダテ奪わないでよ…」と一言。
「いやなんで俺って分かったの！！」
と思わず大きな声で言ってしまった。
そのタイミングで佐久間がやってきて思わずドアをおさえる。
佐「いや翔太開けて〜！」
「ちょっと待って！」
宮「俺もいんだけど笑」
聞き覚えのある彼の声に気づいて開けようとするとドアの隙間から覗く涼太と目が合う。
「康二。とりあえず後で説明するから」
そう小さな声で言うとすぐにドアを開けた。
今日は歌収録。
皆それぞれ楽しそうに衣装に着替えながらお話をしている。
すると隣にいた康二が
向「ねえ、続き」
と一言。
…いや、今かよ
「皆には秘密だよ？涼太が俺の所に来た理由は…」
目先には涼太が着替えている姿が。
「カ…」
向「か…？」
昨日俺が質問した時
「大切な仲間が困っていたら助ける。当然でしょ？」
と答えた彼。
…なんの為に俺の所に来たのかなんて。
きっと俺にしか分からない。
だから…教えたくなんてない。
「カ！髪が洗いたかったんだけど水が出なくて！そん時いつも俺ん家に来るんだよ！ほんっとたまにね！」
嘘だとバレないようにすぐに目をそらす。
向「んああ！やからか！！オレが先に入ってごめんって謝っとかんとアカンな！あんがと！」
…どうやらバレなかったみたい。
向「いや〜でも嬉しかったわ〜。ダテの所行けて〜！翔太最近行ってないんやろ〜？」
ってマウントかけてきた康二を黙らせてすぐに涼太の所へ急ぐ。
「これ。」
宮「…あ！慌ててたから忘れてた。懐中電灯」
「また…いつでも…来ていいから」
宮「わかった。昨日はありがとな。」
そう優しい顔で俺を見つめてきたので思わず目を逸らす。
…康二ごめん。
昨日した質問の答えに
「翔太は特別…」
そう付け足してきたこと。
そしてあの俺だけにしか見せない表情。
…絶対に教えない。
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おちゃ(プロフ) - さゆさん» 続編できるの楽しみにしてますね！！大ファンだなんて、そんな。読んでいただきありがとうございます。実は読み専なんです。コメントするのも大好きです笑次回作楽しみにしてます！完結おめでとうございました！！ (2020年3月11日 16時) (
レス) id: aae655c3b8 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - おちゃさん» ありがとうございます！By your sideの大ファンなので感想が来て驚きました…！見てくださっていたんですね！続きは前向きに検討しています！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: c85fea0ee9 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - 皇玲太さん» ありがとうございます！続き前向きに検討しています！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: c85fea0ee9 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - ひふさん» リクエストありがとうございました。1度入れてみて(ラジオ)納得がいかなかったので、最後にもう一度リクエストされたものを入れてみたのですがどうでしたか…？ (2020年3月10日 21時) (レス) id: c85fea0ee9 (このIDを非表示/違反報告)
おちゃ(プロフ) - 完結おめでとうございます！ヒントは縦読みですね！！？笑 とても楽しく読ませていただいてました！！ブログでイチャつくゆり組みたいなぁ〜笑 (2020年3月10日 20時) (レス) id: aae655c3b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さゆ x他1人 | 作成日時：2020年2月21日 21時
