＿第10話＿ ページ10
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お昼ちょっとすぎくらいにクロロは迎えに来た。
「ごめんね、待った？」
「クロロさん、待った？じゃないと思うんですよ」
そういうクロロはニコニコしている。
まるでしてやったとでも言いたげな顔だ。
待ってよ私クロロに恨まれるようなことした覚えないんだけど！
睨む私の視線を無視して歩き出す。
ジュエリーショップに入り、再び店員に声を掛けようとするクロロを止めた。
ドレスほどじゃないかもしれないけど、また振り回されるのは御免だって！
「クロロが選んでほしいなぁ！」
「俺が選ぶより店の人が選んだ方が似合うよ」
「よしクロロ、ちょっと外出よう」
クロロの腕を半ば強引に引っ張り店の外に出る。
近くのデパートに家族連れや高校生達が数多く入っていくのが目に入った。
「クロロ、ゲームをしよう。多分あそこにゲームセンターがあるから、そこにあるもので勝負！私が勝ったら振り回すのなしでクロロが選んでね。負けたら店員に任せていいし、プラスで何でも言うこと聞くよ」
「何でもか。……ゲームセンター行ったことないからハンデは欲しいな」
「行ったことないの！？んー、私も得意なわけじゃないからさ、一通り遊んでみて、勝負するものはクロロが決めるってことでいい？」
「あぁ」
ということでいい歳した大人二人がゲーセンで遊ぶことになった。
予想通りデパートにはゲーセンがあり、軽く何があるのか回って見る。
「大分うるさいな」
「だよね。体調悪くなったらすぐ言ってね」
見て回っている間、他の人がやっているのを見ながらやり方やルールを説明し、難易度設定のある物はすべて難しいでやることになった。
まずは勝負なしでやってみる。
入口付近の物から徐々に奥に入ってやっていくことにし、初めは太鼓の音ゲー。
私これ得意なんだよね〜。
難しいのさらに上の最高レベルでも、ノルマは達成できるくらいだし！
さすがにフルコンとかはできない。曲によってはギリギリのところまで行くけど。
勝負選ぶのはクロロだし、今は得意なものを下手くそにやろう。
試しをするということは私の実力もクロロにバレるってことだからね。
少しせこいかなとも思ったが、お高いお店に一人残されるのは嫌なので、手段は選らんでいられない。
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ぱるむ - 更新を待ってます。どうかよろしくお願いします！！ (2020年7月29日 9時) (
レス) id: 0d1397699c (このIDを非表示/違反報告)
ジユウジン(プロフ) - Kさん» ありがとうございます！久々の更新となってしまってすみません……。少しずつでもちゃんと進めていくのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年3月26日 21時) (レス) id: 7b9e53fa76 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - とても面白いです！クロロとの関係とかこれからどうなっていくのかなどめっちゃ気になります！これからも更新がんばって下さい！！応援してます！ (2020年3月16日 9時) (レス) id: 2e3805e445 (このIDを非表示/違反報告)
ジユウジン(プロフ) - ぱるむさん» コメントありがとうございます！このままゆるっと進めつつ、2人の駆け引きとか上手く掛けたらいいなと思ってます！恋愛初心者で変なところもあるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月30日 11時) (レス) id: 9a91ee94b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - すごく面白いです！！！こんな感じのクロロの小説を求めていたので、続きがすっごく楽しみです！！更新頑張ってください！！ (2019年12月23日 9時) (レス) id: 0d1397699c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジユウジン | 作成日時：2019年11月20日 13時
