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ふっか先輩に頂いたボタン
言われるがまま受け取ったけど、正直どうしたらいいか分からない。
普通に有り難く貰っておけばいいのかもしれないけど…
まあ、そんなに気にせず持っておこうか、、
翔太「A？もしかして待ってくれてた？！」
翔太くんに声をかけられ、急いでブレザーのポケットにボタンを突っ込んだ
翔太「今なんか隠した？」
A『いや、なにもないよ？』
翔太「そう…？」
A『う、うん』
翔太「わかった。ふっかでしょ」
A『え、なんで』
翔太
「だって、ふっかが自分でボタン切ってるの見たもん。まさかとは思ったけど、ほんとにやりやがったな」
A『あー、、そうなんだ』
翔太「どうすんの、そのボタン」
A『どうしよ。』
翔太「まあいいや、気にしないでおく。」
ちょっと、いや、相当拗ねている様子
翔太「それより、はいこれ。俺の」
手のひらに乗せて私に差し出してきたのは、
私のために残しておいてくれた第二ボタン
・
翔太side
女の子たちが、あれやこれやお願いして来て
なかなか離れていかない
早くAの元に会いに行って話したいし、渡したいものもあるってのに。
写真はともかく、私物まで強請ってこられて正直困る。
俺のものは、Aにしかあげたくないの
写真以外全ての要望を断って
囲いが収まってきたら、逃げるようにして廊下に飛びだす。
目の先に見えたのは、
手の中にある何かを見つめているA
嫌な予感がした
ずっと待っていてくれたAに声をかけると、驚いて手に持っていたものをポケットに仕舞っている。
翔太「今なんか隠した？」
案の定、
落ち着きのない様子のA。
嫉妬でつい問いただすと、ふっかから貰ったらしい
翔太「それより、はいこれ。俺の」
Aの為に残しておいたボタンを手のひらに置いて差し出す
瞳をキラキラと輝かせて、そうっと割れものを扱うようにボタンを受け取ってくれた
A
『ふふっ、私の為に残しておいてくれてありがとう。』
すると、さっきより瞳を潤わせて思いっきり
抱き着いてきたA
ぎゅううっと苦しいくらいに。
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そむりん。(プロフ) - みいちゃんさん» ありがとうございます〜！！キュンキュンして頂けたなら幸いです😭♡ (2021年10月31日 10時) (
レス) id: b1bb62d5f9 (このIDを非表示/違反報告)
みいちゃん - キュンキュンしまくりです！！！！！お忙しいかと思いますがぜひ続き待ってます！ (2021年10月24日 9時) (レス) @page8 id: 93a68ab51b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そむりん。 | 作成日時：2021年10月17日 21時
