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標的4 唯一の愛 ページ6

あぁ…最悪だ……なんで私が沢田君に……リボーンに力を貸さないといけないの……私はマフィアと関わりたくないから“日本留学”を言い訳にイタリアを離れたんだよ……断りたいけど、あのリボーンが断るって選択肢を与えてくれないだろうし、恭弥さんを巻き込みかねない。恭弥さんが巻き込まれるのは避けたい……てゆーか、私の家がマフィアだってこと、恭弥さんに話してないんだよ…!

雲雀「A」

『!』

雲雀「さっきから僕をそっちのけで考えごととは……いい度胸だね。咬み殺したくなる」

冗談に聞こえない恭弥さんの言葉に、私は小さな悲鳴をこぼす。ゆっくりと立ち上がる恭弥さんに合わせて、私も椅子から立ち上がる。恭弥さんが一歩、また一歩と私に近づくにつれて、私も一歩ずつ後ずさる。

雲雀「A、何故逃げるんだい?」

『じょ…条件反射です……』

雲雀「その行動……僕を煽るだけだって、気づかないのかい?」

その時、トンっと私の背中に壁が当たった。そんな私に追い討ちをかけるかのように、恭弥さんが私の両側に手をついて逃げ場を奪った。
あ……終わった……なんか今なら…肉食動物に狙われた草食動物の気持ちがわかる気がする。

雲雀「……そそるね、その顔」

『っ……』

恭弥さんに首筋を甘噛みされて、私の背筋は反射的に震える。私の反応に恭弥さんは口角を吊り上げ、「カゼがうつるといけないから、唇はお預けだね」と首から頬へ順番にキスを落としていく。

『っ……きょ…恭弥さん……ゆるし…て……』

雲雀「……この程度で音を上げていたら、先が思いやられるね」

腰が抜けてその場に崩れ落ちそうになる私を支えてくれた恭弥さんは、やれやれといった表情を見せた。それから恭弥さんは、私の長い髪を整えてくれた。

雲雀「……隠れないな」

『?』

雲雀「まあいいか……抑制になる」

『??』

標的5 大嘘つきは何の始まり?→←標的3 箱入り娘の反抗と敗北



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作者名:セシル | 作成日時:2019年12月5日 8時

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