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中間 side .
ピンポーンと、またチャイムの鳴る音。
玄関に立ってたのはA先生やった。
A「ごめんなさい…… 連日押しかけて、」
「いえ、……なんかありました？」
A「中間さんに、どうしてもお見せしたいものがあって……」
そういうと、A先生はカバンの中からクリアファイルを丁寧に取り出して俺に渡してきた。
中に入ってる封筒を開けると、そこに入ってたのはたくさんの画用紙。
「……これって、」
A「昨日私たちがここに来る間、望くんが描いてたみたいなんです、」
これは犬や、とか、桜や、とか、誰が見ても分かるくらい上手な絵。
望が描いたなんて信じられへん……
だって、……望が描いてる姿なんて、見たことないねんもん。
「これ…… ほんまに、望が？」
A「そうです、望くんの絵です。……最後まで、見てください」
そう言われて、何枚も何枚も重なった絵を順番にめくっていく。
ほんなら出て来た、最後の1枚。
「……っ！……これも、……望が？」
.
そこに描かれてたのは、4人。
上にはひらがなで、
�爐僂儉甅爐砲い豊甅爐里召爿甅爐泙洵�
って書いてあった。
.
「……A先生が、教えたんですか？」
A「いえ、……私は何も」
「うそや…… だって……」
望と離れてからもう2年以上も経つ。
家族4人でいた時間なんてちょっとしかなかったのに、こんな絵描けるわけが……
A「……自閉症の子は、私たちが思ってるよりずっと、記憶力に長けてるんです」
A「だからお父様のことも、お母様のことも、大毅くんのことも、」
A「望くんの記憶にはしっかり焼き付いてるんです」
A「それでもまだ、……望くんに、会えませんか？」
.
気付いたら、子供みたいに声上げて泣いてた。
ごめん、望……
望のこと、一番怖がってたのは俺やったんかもしれん……っ、
.
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みーぽん(プロフ) - じゅんさん» はじめまして！とても嬉しいお言葉、ありがとうございます！頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します(*´-`) (2020年2月7日 18時) (
レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 初めまして！みーぽんさんの小説凄く気になって読ませて貰ってます！楽しみにしてますので！頑張って下さい！応援してます！ (2020年2月7日 17時) (レス) id: 7a43893a5b (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - 篠瀬永都さん» ありがとうございます。頑張ります！ (2020年2月4日 23時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
篠瀬永都(プロフ) - 頑張ってください！応援してます！ (2020年2月4日 22時) (レス) id: 2715e61c38 (このIDを非表示/違反報告)
流智LOVE(智洋にデレ期！？) - みーぽんさん» 大丈夫だよ！私も最近忙しいからまた暇なときに！ (2020年1月24日 22時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年1月18日 22時
