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「中間さん？中間さんっ、大丈夫ですか？」
玄関の扉に寄りかかるように倒れかかった身体を支えれば、背中からほんのり伝わってくる熱。
体調、悪かったのかな……
中「すみません…… 大丈夫なんで、帰ってください……」
「でも、」
そう言いながら立ち上がるけど、足元はふらついてて危なっかしい。
「……お部屋までだけ、連れて行かせてください。そしたらすぐ帰りますから、」
そういうと、納得したのかゆっくりと歩き出してくれた。
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中間さんの歩く方について行くと、部屋にはすでに布団が敷いてあった。
そして、枕元には大量の薬。
「すみません…… 体調良くない時に押しかけてしまって……」
中「いえ…… いつ来てもらっても一緒なんで、気にしないでください、」
そういうと慣れたような手つきで薬を飲んだ後、ゆっくりと布団に潜った。
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しばらくの沈黙。
今日は諦めて帰ろう思った頃、中間さんが私を呼び止めた。
中「安藤さん…… でしたっけ」
「はい、そうです、」
中「望は…… 元気ですか？」
そう聞かれて、やっぱり中間さんの息子さんなんだと確信した。
「元気ですよ。……と言いたいところなんですが、」
中「なんか、あったんですか……？」
「実は先日倒れてしまって、今入院してるんです」
そのことを伝えると少し目を丸くしながらも、そっか……と小さく呟く。
中「すみません、ご迷惑かけて」
中「……妻と連絡は？」
「奥様にも連絡したのですが、全く繋がらなくて……」
ただでさえ悪い顔色が、さらに悪くなったように見える。
やっぱり日を改めた方が……
そう思ったのに、
中「……息子の話、聞いてくれますか？」
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熱のせいか、それとも悲しみなのか、
目にほんのりと涙を浮かべながら、中間さんは望くんのことを話し始めてくれた。
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みーぽん(プロフ) - じゅんさん» はじめまして！とても嬉しいお言葉、ありがとうございます！頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します(*´-`) (2020年2月7日 18時) (
レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 初めまして！みーぽんさんの小説凄く気になって読ませて貰ってます！楽しみにしてますので！頑張って下さい！応援してます！ (2020年2月7日 17時) (レス) id: 7a43893a5b (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - 篠瀬永都さん» ありがとうございます。頑張ります！ (2020年2月4日 23時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
篠瀬永都(プロフ) - 頑張ってください！応援してます！ (2020年2月4日 22時) (レス) id: 2715e61c38 (このIDを非表示/違反報告)
流智LOVE(智洋にデレ期！？) - みーぽんさん» 大丈夫だよ！私も最近忙しいからまた暇なときに！ (2020年1月24日 22時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年1月18日 22時
