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その後、時間はあっという間に本日の授業が終わり放課後になりました。



音也くんとの約束がある為私は急いで荷物をまとめていると





翔「日向」






翔ちゃんが心配そうな表情でこちらへやってきた。





翔「先生から詳しい話は聞いた。


…学園長の命令とはいえまさかお前の曲をあの二人が歌う事になるとはなぁ」




「私も驚きました…二人とも合格点に達していたのに再テストをするなんて…」




翔「まぁ学園長の命令ならしょうがねぇだろ。
俺は日向の曲が歌えるならそれはそれで音也とトキヤが羨ましいしさ」






翔ちゃんは唇を尖らせて不満そうにしていた。






「そういえば来栖さんは一十木くんを知ってるんですか?」




翔「音也とはこの間サッカー仲間になったとこ。
彼奴とは同い年っていうのもあって気が合うから気づけば仲良くなってた!


よかったら今度お前も見に来るか?」




「はい!ぜひ!」






私が即答で答えるのが面白かったのか翔ちゃんは笑って私の頭にポンッと手を置いた。






音「あ、いたいた!日向さーーん!」






その数秒後に廊下から声をかけられて振り向くと手を振っている音也くんの姿が見えた。




「一十木くん?どうしたんですか?
Aクラスで待ち合わせでは…?」




音「えへへ♪待ちきれなくて迎えに来ちゃった!

翔、日向さん連れて行ってもいい?」




翔「…おう。二人とも頑張れよ!!」



音「うん!ありがと!」
「ありがとうございます!」




音「じゃあ行こ!日向さん!」




「わわっ…!ま、待ってください…!」






音也くんは私の手を引きながら早足でSクラスの教室を後にした。







.







翔「なんでだ…?





さっきからめちゃくちゃ…





胸がモヤモヤする」






私達が去った後、翔ちゃんが胸を押さえてそう呟く声は





誰にも聞こえることはなかった。

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†NANA†(プロフ) - ページ35で、主人公の名前がちゃんと変換されてない箇所があります。 (2021年2月1日 11時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
理空(プロフ) - かにゃぽむさん» かにゃぽむさんコメントありがとうございます♪面白いって言って頂けて私とてもテンション上がりました!!←しかも一気読みしてくださったなんて嬉しすぎます!!シャニライフレンド申請承認しました♪一緒に盛り上げていきましょー!! (2019年9月12日 21時) (レス) id: 4e8c723c08 (このIDを非表示/違反報告)
理空(プロフ) - 白猫さん» 白猫さんコメントありがとうございます!そして返信遅くなってしまい申し訳ございません(T ^ T)一区切りついたらまた更新しますのでお楽しみに♪待っててくださいねー! (2019年9月12日 21時) (レス) id: 4e8c723c08 (このIDを非表示/違反報告)
かにゃぽむ(プロフ) - それと、私もシャニライやってまして、誠に勝手ながらかにゃぽむでフレンド申請させて頂きました!よければ、承認お願いします! (2019年9月8日 19時) (レス) id: 0406d49eb9 (このIDを非表示/違反報告)
かにゃぽむ(プロフ) - 理空さんの小説めっちゃ面白いです!1日前に見つけたんですけど、引き込まれすぎて、もう追いついちゃいました!焦らなくても大丈夫ですが、更新楽しみに待ってます! (2019年9月8日 19時) (レス) id: 0406d49eb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:理空 | 作成日時:2019年6月22日 14時

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