32 ページ33
.
私達は静かに離れて後ろを向いた。
すると4人が立っていた。
さっきのは、見られてなかったみたいだ
「ヨンジュン先輩、それ必死に取ってましたよ」
私の手にあるキーホルダーを見て
ボムギュくんが笑いながら言う。
「あーもう、帰るぞ!!」
ヨンジュンが恥ずかしそうに言った。
帰り道も、4人は元気だった。
私も足が痛いのを忘れてとっても楽しんだ。
久しぶりに笑った気がした。
帰り道はみんなバラバラだったから、私は寮までヨンジュンに送ってもらうことになった。
「1日休みだったのに呼び出してごめん、今日リラックスできた?」
とヨンジュンが顔を覗き込んで聞いてきた。
『うん。みんなと過ごすのも楽しかったし、気分転換もできた』
と言うと、ヨンジュンは
「それはよかった」
と嬉しそうに笑った。
その顔に、私の心臓の鼓動が早くなるのがわかった。
『...ありがとう。』
「なにが?」
『...誘ってくれて。』
私はそっぽを向いて言った。
するとヨンジュンは照れたような顔を見せた。
「..いや、Aが喜んでくれるなら1番だけど」
その言葉に少し胸が熱くなった。

165人がお気に入り

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sohihohu(プロフ) - 嬉しいですーー😭😭ありがとうございます😭 (2月9日 16時) (レス) id: 598124b405 (このIDを非表示/違反報告)
トゥバのオルペンmoa - ヒュニンカイペンです!あ!途中でコメントを間違えて中途半端な状態で送ってしまいました。これはそれの続きです!本当に面白くて自然に笑顔になりました!私は本当にオルペンなんですがヒュニンカイが最推しです!だから私は、メンバー全員大好きです! (2月5日 22時) (レス) @page35 id: 02b6adcf96 (このIDを非表示/違反報告)
トゥバのオルペンmoa - 面白かったです!続きが出るの楽しみにしています‼途中で他メンバーも出てきてくれたのとっても嬉しかったです!ちなみに私は、 (2月5日 22時) (レス) @page35 id: 02b6adcf96 (このIDを非表示/違反報告)
sohihohu(プロフ) - わああありがとうございますㅠ初めて書くので頑張ります!お楽しみに✨ (1月20日 17時) (レス) id: 598124b405 (このIDを非表示/違反報告)
琉華𖧵 - まさかヨンジュンと同じ学校だったとは…!続き楽しみにしてます! (1月19日 10時) (レス) @page10 id: 2adbbf79c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユナ | 作成日時:2025年1月18日 20時