1日目:朝 ページ3
−ピンポンパンポーン−
〈朝8時になりました、プレイヤーの方は自身の役職を確認し、名札をつけて10時までに広場の間に来てください〉
『...ん?』
けたたましいチャイム音と可愛らしい女性のアナウンスでAは目を覚ます
そこには自身の部屋の面影もないが、どこか見覚えのある部屋だった
『...また...か?』
一台のパソコンとテーブル、ソファ等々テレビこそないがどこかのホテルのような1室
パソコンの画面にはAさんの役職:村人と出ていて
その横に小学生がつけるようなAと書かれた名札が
テーブルの上にはこの建物の大まかな地図が書かれていた
部屋の場所こそ違えど、まだ2週間も経ってないから鮮明に覚えている
リヨンと名乗るGMによって集められた15人での対面人狼ゲーム〜リヨン村〜を行った場所に酷似している
違うのはアナウンスの声がイケボでは無く可愛らしい女性の声である事ぐらいだ
Aはフラフラとベットから立ち上がり、さっと準備して広場の間へと向かった
広場の間に入るとAの他に15人の男女
年齢もバラバラだ
全員が集まっているであろうモニターに近寄るにつれて見覚えのある顔が何人かいた
『りぃ!』
「A!」
『会いたかったよー!』
「私もだよー」
と駆け寄ってハグをする
『碧さんは一緒じゃないの?』
「碧姉はいないみたいなんだよね...
あっ、でも熊姉とまおは一緒!」
『熊姉とまお?』
「そう!碧姉は星音家の長女で熊姉が次女!私が四女でまおが五女なの!」
(五人姉妹だったのか...)
Aがそう思った時にピンポンパンポーンとけたたましいチャイム音が鳴り、朝に聞いた女性と同じ声でアナウンスが響いた
〈全員揃ったようね、本日1時より人狼ゲームを始めるわ
ルール説明の前に自己紹介をしましょう
私はゲームマスター紅音、GMとか、紅音さんとか呼んでね
それじゃ、一時間以内に自己紹介を完了させてね
人狼ゲームに関する話には規制音が入るから気をつけてね〉
そう言うと、紅音GMのアナウンスは切れた
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瑠璃(プロフ) - 46ねこ☆KING★さん» コメありがとうございます!そのような事を言っていただき感激です!!第3弾を作る時有難くお借りさせて頂きます!! (2016年11月6日 19時) (レス) id: 948fa60ac2 (このIDを非表示/違反報告)
46ねこ☆KING★(プロフ) - こんにちは!この小説楽しんで読んでます!もし次回作を作るならぜひ名前を使ってください! (2016年11月6日 18時) (レス) id: 6df4737a1e (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - くらまさん» くらま様!!コメありがとうございますうう!!楽しんでいただけて良かったです!誤字は...発見次第訂正してきますw是非また!貸していただけるのであれば!ありがたーく使わせてもらいます! (2016年11月6日 6時) (レス) id: 948fa60ac2 (このIDを非表示/違反報告)
くらま - 完結お疲れ様!やっと見られたよ(笑)騎士日記他、役職目線、第2戦、読んでて楽しかったよ♪すこーし誤字、合ったかな?((´∀`*))ヶラヶラ 次、書く機会があったら、また使ってよ、扱いにくくなければ(笑) (2016年11月6日 3時) (レス) id: 1a88607d7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠璃 | 作成日時:2016年7月3日 18時