リアルタイム人狼ゲームPart2

３日目：昼 ページ12

｢...今日、リヨンさんの言っていた占い師占いしたらどうですか？｣


ミケから片白を貰っているりぃがボソリと提案する


｢だな、そうするか｣


村人陣営が焦りを感じる中リスクが高いが仕方ないと竜牙が責めの姿勢を見せた


｢誰が誰を占うかは...そうだな、ミケはゴリラ、ゴリラはあいか、あいかはミケって事にしよう！｣

｢理由とかあるのか？｣


竜牙が決めた占い先に疑問を持ったのか、覇王が問う


｢勘！｣


ドヤァと効果音が付きそうなくらいの笑みで堂々と返した竜牙に１１人が呆れ返りながらも竜牙の意見を承諾した


『それじゃ、今日の吊りはどうするんですか？』


今度はAが竜牙に問う


｢仮指定はなお、カルマ、Aで｣

｢理由はちゃんとあるのよね？｣


次に聞いたのはミケだ

どうやら竜牙の信用は余りにも低いらしい...


｢もちろん！この３人完グレだからね！｣


あ、気づいてたんだとミケは驚きを隠せず目を丸くすると竜牙は部屋の隅でいじけ始めた


『じゃ、いつもの話し合い始めましょーか』


パンパンッと手を叩いていじける竜牙を気にせずA達は話し合いを進める

結局竜牙がいじけてる間に残り時間が３０分を過ぎ、全員のＧＳが出揃った


A：なお＞カルマ
ミケ：カルマ＞なお＞A
覇王：カルマ＞なお＞A
りぃ：カルマ＞なお＞A
まお：なお＞カルマ＞A
熊：カルマ＞なお＞A
あいか：カルマ＞A＞なお
ちせ：A＞カルマ＞なお
ゴリラ：A＞カルマ＞なお
なお：A＝カルマ
カルマ：A＞なお

竜牙は未だにいじけながらも全員のＧＳを見る


｢本指定カルマ！遺言も反論も受け付けないから！｣


そう言う竜牙を皆苦笑いで見る

しかし、美人は何をしても絵になる...


｢非騎士だし遺言も無いからいいよ｣

カルマがそう言うと終わりを告げるブザーが鳴った





Aは部屋に戻ってカルマに投票してから布団に潜り目を瞑る

疲れていたのかそのまま泥のように寝てしまった




しかし、明日今日よりも疲れるハメになる事を


まだ誰も知らない...

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