音楽の天使 #12

623 ページ24

・


ﾏﾈ「次のスケジュールまで結構時間あるけどどうする？」


「あー、じゃあちょっとカフェ寄りたいです」


今仕事にひと段落ついて、次のスケジュールまで時間が空いた僕は
マネヒョンに頼んで少しカフェに寄ることにした


店員「ご注文をどうぞ」


「ココア1つ」


店員「かしこまりました、隣の受け取り口でお待ちください」


会計を済ませ、店員さんの指示通りココアが来るのを待つ


？「…？あれ、Aさん？」


少し控え目に声をかけられた


「？そうです…？」


深めに被られたキャップ


？「初めまして、セブチのキムミンギュです」


「はじめまして、EXOのAです」


人の目があるため小声で挨拶を交わす


ﾐﾝｷﾞｭ「よかったら一緒にどうですか？」


「お邪魔でなければ是非」


・


注文したココアを受け取り、カフェの隅の席に座る僕ら


ﾐﾝｷﾞｭ「Aさんもここよく来るんですか？」


「いえ、たまたま通りかかって…」


ﾐﾝｷﾞｭ「じゃあ俺の運が良かった！」


「ごめんなさい、ミンギュさんっておいくつで…？」


ﾐﾝｷﾞｭ「97Lineです！Aさんと同じですよ！」


「そうなんですか！じゃあ負担なくお話ししましょう！」


ﾐﾝｷﾞｭ「やった！この前の受賞で声かけたかったんだけど、ヒョン達がいたからできなくて…」


「なんで？普通に声かけてくれればよかったのにw」


ﾐﾝｷﾞｭ「オーラが…」


「なんのオーラだよぉww」


ﾐﾝｷﾞｭ「え！自分のオーラに気づいてないの？！嘘でしょ？でもそうか…自分のオーラには普通気づけないか…」


「ミンギュ氏？大丈夫？」


なにをブツブツ言ってるんだ…？


ﾐﾝｷﾞｭ「そうだ！ここで出会えたのも何かの縁だし連絡先交換しようよ！」


「もちろん〜」


こうして僕らは出会って、連絡先も交換して…


ﾐﾝｷﾞｭ「あれ有名なゴリマネヒョンでしょ？」


「ゴリマネヒョンwww」


ﾐﾝｷﾞｭ「なんか待ってるっぽいしそろそろ行った方が…」


「あぁ、大丈夫！マネヒョン多分今仕事してるから！」


ﾐﾝｷﾞｭ「そう？？ならいいんだけどさ…あ！そうだ！握手してくれない？」


「なにを突然www」


ﾐﾝｷﾞｭ「俺Aの隠れペンなんだ…」


「隠れペンなの？www」


そう言いながら握手をした。なんだこれw


ﾐﾝｷﾞｭ「あと迷惑じゃなければでいいんだけどここにサインも…」


「スマホ？！」

624　ﾐﾝｷﾞｭ→←622 KI

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す