音楽の天使 #12

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今年もありがたいことにEXOとしての大賞を頂くことができた。
僕はもう、それだけで十分なのだ


BH「終わった顔してるところ悪いけど、ステージ向かうぞ」


「はい」


そう、今はその授賞式真っただ中
ペンのみんなの歓声を聴きながらステージに向かう僕らの足どりはいつもより
心なしか軽い


SH「僕たちが今日このように大きな賞を連続で頂けたことほど意味の深いことはないと思います。イスマン先生、SMの仲間、スタッフ、マネージャー、本当にありがとうございます。
…
今考えてることは一つ。僕たちEXO-Lと10年、20年ずっとステージに立ち続けたいです。
そんなアーティストになりたいです。
EXO-L本当にありがとうございます。WE ARE ONE！EXOサランハジャ！ありがとうございます！」


この後、ジョンデヒョン、ベッキョニヒョンがコメントを述べた
ベッキョニヒョンは感動して言葉がつっかえちゃうし、
なんならジュンミョニヒョンとジョンイニヒョン泣いてるし


でも一人で賞を取るより、こうしてみんなで取る賞の方が僕は好きだ


みんなで肩を抱き合いながら席に戻ると余韻が抜けないのか
わちゃわちゃしだすヒョン達


次の賞の発表があるのでおとなしくしてほしい…


SE「次作詞部門だぞ」


「はい…」


司会「作詞部門の大賞は…」


正直、自信がない
祈る僕の手を握るクリスヒョン


KR「…」


司会「パクA！」


キャー！！


「僕…？」


KR「あぁ、行ってこい」


BH「やったなぁ！！」


SH「流石だ！！」


ヒョン達にもみくちゃにされ
緊張の抜けない足をステージに進める


司会の方からトロフィーを受け取り、マイクに向かう


「あー…さっきEXOとしてここに立った感覚とはまた違いますね…
今年は色んなことがあって、僕自身この賞を貰えたことが１年頑張ったご褒美のようにも感じます。
僕をいつも支えてくれるヒョン達、ありがとう。
僕に作詞の機会を与えてくださる関係者の方々、アーティストのみなさん、聞いてくださる方々、みなさんに感謝しています。
いままで以上に、この賞に恥じないようにこれからも頑張ります！ありがとうございます！」


お辞儀をしてヒョンたちの元に戻る


ｸﾞｸ「おめでとう！」
「ありがとう！」
ｸﾞｸ「またあとでな」
「うん」


ﾕﾝｷﾞ「次はその賞貰うの俺だから」
「負けませんよ」


ｳｼﾞ「おめでとうございます！」
「ありがとうございます^^」


EXO「A〜！！」


また揉みくちゃだ

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