2-09.太陽の匂い ページ9
ガチャ
玄関の開く音がして私の胸はまた鼓動が早くなった。
この間のジュンスを思い出す…。
なるべく普通に接しようとするのに
「お、おかえりなさい」
声がうわずった…。
そんな私をまっすぐな瞳でいて、にっこり笑い、
「ただいま！ただいまっていいですねー♪
新婚さんみたいー♪」
るんるんでリビングに入っていった。
そろそろ洗濯物が乾いたころ。
ベランダに干しているシーツやタオル、洋服をかごに入れ、
リビングに運ぶと、ジュンスがソファでミネラルウォーターを飲んでいた。
私のかごを見ると「手伝うー♪」と
ポイポイかごから出して畳みはじめた。
決して上手ではないたたみ方だけど、一緒にやると楽しい。
こないだのことで、もっと気まずくなるかなと心配していたけど、
ジュンスはいつもの笑顔と声で私に接してくれた。
優しい、大好き……。
一生懸命な横顔を見つめていた。
すると「ん？」とこちらに向いたジュンス。
バッチリ目があって、自分でも顔が赤くなったのがわかった…。
恥ずかしい…。
目が合っただけでそんなに動揺したら、好きだってバレちゃうよ。
なんとか笑ってごまかし、お手洗いに立とうとした。
その瞬間、
貧血で目の前が真っ暗になりよろめいた。
「ヌナ！！！」
すぐにジュンスが支えてくれた。
そこで意識が途切れ…
気がついたら、太陽の匂いのするベットで横になっていた…。
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みぃ(プロフ) - emiさん» なかなか言えないですよねー泣 (2020年7月1日 13時) (
レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
emi(プロフ) - 見返してまたキュンときています！ (2020年7月1日 13時) (レス) id: c67d7f4d06 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ★(プロフ) - ホン・ミレさん» コメントありがとうございます☆ひゃー！泣いていただけるなんて…感無量です！自分的にツボはベッドで背中から抱きしめてるところだったりしますw (2014年9月23日 19時) (レス) id: 1a28807fc4 (このIDを非表示/違反報告)
ホン・ミレ - 自然に、泣いてました(。>ω<。) (2014年9月23日 13時) (レス) id: 644d969a60 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ★(プロフ) - 未来さん» 未来さんアンニョンです(*´ω`*)ユリがきっとこれからバタバタいろんな事やらかしてくれますな(●´ω｀●)笑 (2014年2月27日 7時) (レス) id: 0f6d36eec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ★
| 作成日時：2014年2月19日 13時
