2-32.ぼくだけのあと-JS- ページ34
Aの…Aの柔らかい唇が、
ぼくの脳を支配する…。
ぼくから仕掛けて、
ぼくから唇を重ね合わせているのに、
まるでぼくが支配されているような感覚。
「う…うん///じゅ、…ジュンス…はぅ////」
時々、息が苦しくなって真っ赤な顔をして、
こうぼくの名前を呼ぶA……。
目が潤んで……ぼくだけがその黒目に映っている……。
段々とAも……ぼくの唇に自ら重ねて、小さくついばむ……。
まだまだ遠慮がちで、ためらいがちで。
「じゅ、ジュンス………////」
もう、たまらない。
きみが欲しくて欲しくて、たまらないよ。
誰よりも近くに行きたくて、
ぼくのものだっていう安心感が欲しくて、
この時間をもう少し味わいたい自分と、
先にすすんで……Aをぼくでいっぱいにしちゃいたい自分が葛藤する。
我慢……つらいよ。
一緒だから我慢って思ってたけど、
やっぱりやっぱりAを感じたい。
その白く襟元から見える肩に吸い付き、
ほんの少しだけ跡を残す。
「はっ…///やんっ…ジュンス、だ、だめっ///」
慌てる彼女がかわいい。
服を引っ張らない限り見えない場所。
ぼくだけが知ってる、きみの跡。
その跡を、ぼくは指でさする。
ピクッ
想像以上に反応するA……もう、たまらない。
Aも欲しいよね？
欲しくてたまらないよね？
「A………もう欲しくて…///」
「ジュンス……だ、だめっ……///」
ぴーんぽーん！
「「………//」」
ユチョン、早いようー！！！
残念だけどお預けで玄関へ。
「ちょ、ちょっと待ってジュンス！」
「ん？？」
「さっきの……わからないかな？//
み、見えない？//」
「さっきの？？？」
「さっき……ジュンスがっ……//」
「あっ///だだだ大丈夫だよっ！
えりの下だっからー///うはは///」
「……//」
彼女から離れ玄関に向かおうとすると、
ぼくの袖をぎゅっと掴み、
離れ難いような反応をするA…かわいいなあ
なんとか赤い顔を落ち着かせ、
玄関を開けた。
「もぉー遅いっすよ、開けるの、ジュンスゥ！」
「ご、ごめんユチョン//」
「ん、何照れてるの？」
「な、な、な、何にもないよっ！」
ぼくの後ろからピョコっと顔を出したA。
「あ、あ、この人が今朝ジュンスが話してた…」
「Aです^^よろしくお願いします^^」
「こちらこそ急にありがとうございます」
そういいながら、ユチョンをリビングへ招き入れた。
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みぃ(プロフ) - emiさん» なかなか言えないですよねー泣 (2020年7月1日 13時) (
レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
emi(プロフ) - 見返してまたキュンときています！ (2020年7月1日 13時) (レス) id: c67d7f4d06 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ★(プロフ) - ホン・ミレさん» コメントありがとうございます☆ひゃー！泣いていただけるなんて…感無量です！自分的にツボはベッドで背中から抱きしめてるところだったりしますw (2014年9月23日 19時) (レス) id: 1a28807fc4 (このIDを非表示/違反報告)
ホン・ミレ - 自然に、泣いてました(。>ω<。) (2014年9月23日 13時) (レス) id: 644d969a60 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ★(プロフ) - 未来さん» 未来さんアンニョンです(*´ω`*)ユリがきっとこれからバタバタいろんな事やらかしてくれますな(●´ω｀●)笑 (2014年2月27日 7時) (レス) id: 0f6d36eec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ★
| 作成日時：2014年2月19日 13時
