【3*黒バス】泣くな、笑え笑え。【虹村修造】

。顔は変わるものです ページ2

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まあ付き合ってるといえども、何もしませんが。



手とかね！
今よりもっと子どもだったときに繋いだことあるし！
なんか今さら……、


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ちらっと修造の手を見ると、
なんか。なんか、顔が熱く!!


小さいときの手とは違う、大きくて“男の子”って感じの手…。


そういえば、昔は身長も似たような感じだったのに。
今はもう全然違う。




･･いつの間に、私を抜かしていったのだろう。

毎日一緒にいるからこそ気づかない変化、なのかもしれない。



いつから一緒にいるかなんて、そんなの昔話の冒頭の
『むかーしむかし、あるところに』
くらい、昔のくせに鮮明すぎて。




よくよく考えてみれば、あの頃の修造は悪人顔(笑)じゃなかったなあー、とかなんとか。


ふつふつと湧き上がってくる思い出。


今思い返せば、一日一日は永遠に続く魔法がかかったみたいにきらきらしている。


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今日も、そんな日になってたらいいのに。


...まあ、修造のとなりにいるだけでもう きっらきらのちっかちかだけどね！！




なんて心のなかで叫んでいると何故かにやける。
今 絶対変な顔になってる!!



「おー、もう家か」



早いな、って言いながら差し出してきたコーンスープの缶。



「コーンスープだ！」


「..頑張れよってことで」


「なにそれ頑張っちゃう、ミラクルパワー噴出して頑張っちゃう！」



ありがたくコーンスープの缶を受け取った。


そのとき、
私の手と修造の指先が当たったような気がしたけど...、



「また明日！」

「風邪引くなよー」



ほんの一瞬すぎて、今となってはもう分からない。






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