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結局たいして眠れないまま朝を迎えた。
｢酷い顔...｣
初日だと言うのに。
全ての準備を終えた頃 部屋の電話が鳴る。
｢...はい？｣
電話から『食事の準備が出来ています』と
機械音が聞こえた。
｢...？｣
・食事はできるだけメンバーととる
｢なるほど...｣
私はよし、と気合を入れて
昨日水を飲んだリビングに向かった。
NJ｢おはようございます｣
｢あ、おはようございます！｣
朝から爽やかな笑顔で挨拶をくれるナムジュンさん。
と、横に座るジョングクさん。
JK｢....｣
私が見えていないかのように
目の前のパンに夢中だ。
JH｢ここ、どうぞー｣
椅子を引いて、誘導してくれたのはホソクさん。
昨日会議室で会った皆さんとは少し印象が違くてビックリした。
JI｢よく眠れましたか？｣
｢いえ、緊張状態が続いていて｣
質問を投げかけながら
私のお皿にジャムを乗せてくれたのはジンさん。
｢あ、ありがとうございます｣
NJ｢緊張しないでください｣
｢あの、毎日こうやって皆さんで？｣
NJ｢はい、朝は出来るだけ集まります。
ご飯は僕達が起きる前に作っておいてくれるシェフがいるので｣
凄い世界、だ。
TH｢いちご好きですか？｣
｢え？｣
目の前に座っている綺麗な顔の彼はテヒョンさん。
確か私と同い年。
｢あ、好きです｣
TH｢じゃあ今日は、特別にあげますね｣
ごろん、と私のお皿の上に
美味しそうないちごが転がった。
｢ふふ、ありがとうございます｣
JM｢僕たち同い年だよ、テヒョンア｣
TH｢あ、そっかじゃあタメ口でいいですか？｣
｢あ、なんでも｣
JM｢Aちゃんも、タメ口で、ね！｣
人懐っこい笑顔で笑ったのはジミンさん。
なんだ、みんなこの家に戻れば普通の青年たちなんだ。
張り詰めた事務所での雰囲気とは違う
暖かく、等身大な姿に少しほっとした。
パンを頬張るジョングクさんも
やっぱり昨夜とは違って あまりにも普通の青年にみえた。
じゃあ、また と
それぞれが食器を片付ける姿を見て
私も食べ終わったお皿をシンクに運ぶ。
そこには
ぐしゃぐしゃに置かれたお皿たち。
JK｢そのままで大丈夫ですよ｣
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jia(プロフ) - veritatislさん» veritatislさんコメントありがとうございます！ああ、、、嬉しいです；；これからも楽しんでいただけるよう頑張ります！ (2020年6月15日 0時) (
レス) id: 9d35c7af12 (このIDを非表示/違反報告)
veritatisl(プロフ) - 主さん素晴らしすぎます。楽しく読ませていただいています…！ (2020年6月7日 23時) (レス) id: 243eef421f (このIDを非表示/違反報告)
jia(プロフ) - hanalieさん» hanalieさんコメントありがとうございます！前作から見て頂けていたなんて、、本当にありがとうございます；；これからも宜しくお願い致します！ (2020年6月7日 22時) (レス) id: 9d35c7af12 (このIDを非表示/違反報告)
hanalie(プロフ) - ジョングクの不器用さが愛おしいです。jiaさんの表現がとても好きです。前作また最初から読み返したりして浸ってます。このお話も楽しみしていますね^^* (2020年6月3日 23時) (レス) id: b7b4fd9cd2 (このIDを非表示/違反報告)
jia(プロフ) - みいなさん» みいなさんコメントありがとうございます！前作に続き見てくださり本当にありがとうございます！！とても嬉しいです！これからもぜひ宜しくお願いします；；；； (2020年6月1日 0時) (レス) id: 9d35c7af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jia
| 作成日時：2020年5月26日 13時
