"SnowHouse"へようこそ！

☆真反対(？) ページ28

深澤side


向「めめ！構って〜な〜！！」

目「あと少しで読み終わるから待って」


休日､みんなより少し遅く起きると､リビングで康二が騒がしくしていた｡



多分佐久間は仕事中

涼太と翔太は土曜日なのでお店

阿部はその手伝い...だと思う

照は...今日仕事って言ってたかな？？



俺が休日の日は気を使ってか使ってないのか知らないが､どうも全員の行動が把握しきれてない｡


大体起きるとリビングにいるのは目黒｡

康二がいるってことは...多分今日は仕事が休みなのだろう｡



そんな朝から元気な二人に
「おはよ〜」と声をかけると､
俺の方を一緒にみて挨拶してくれる｡


向「おお！！ふっかおはよう！！」

目「おはよ〜深夜までゲームしてた？」


「うん...休みの日くらいしかゲーム出来ないし...佐久間にお願いして付き合ってもらってた...

にしてもお二人さんとも元気だね...」


目「俺は別に...康二がうるさくしてるだけ」

向「だって〜めめが構ってくれへんもん｡康二くん寂しいわ〜」

目「はいはい､分かったから､とりあえず離れてくれませんか？？」

向「え〜嫌や〜めめと一緒おる！！」

目「だから...一緒に居るから！」



目黒も大変だなって思いながら､俺は涼太が作っておいてくれた朝ごはん...兼昼ごはんみたいなものを温めて食べる｡




そういえば...2人ってとても不思議な組み合わせだ｡




騒がしくてクラスで言う人気者タイプの康二

と

クールなイケメンであまり目立ちたがらない目黒


まさに陰と陽みたいな関係性｡





ただ､ちょっと前までは目黒はモデルとして活躍していた｡



ここに来たのは...今から2年前

その時は人見知りとか言うレベルじゃなくて､かなり警戒されてた｡

本当にちょっと前までは康二以外とはほとんど喋ってなかった気がする...



気持ち翔太と阿部にならまだ話せてた感じはするが...
俺なんか最近になるまでまともに話したことがなかった｡




きっと...いや絶対



今の目黒がいるのは康二のおかげなんだろうなって思う｡







.

★笑わないモデル→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す