転生トリップしたら、ぬら孫の世界へ！？三章 (ページ6)

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思いきって、聞いてみた。

そしたら

「んー、どうだろうね」

そう、返ってきた。

受け入れることもあるってこと？
そんなの……絶対に嫌だ。

姉さんが他の男にとられるくらいなら……

陽が…沈む……

「好きだ。姉貴」

・・・・・

「ふぇ！？(また突然に！！)」

「だから、好きだってんだよ」

姉貴は顔を真っ赤にする。

「オレは姉貴が好きだ。」

「お…オレら姉弟だし…それにオレに惚れられる要素なんて……
それにオレよりいい女なんて他にたくさん…」

「オレは姉貴の、時々見せる弱いところとか、強気な部分とか、何事にも一生懸命で、自分より他のやつを優先する…そんな姉貴だからこそ惚れたんだ。他のやつじゃなく、姉貴だから…」

「だ、だからオレら姉弟だって…！」

あー、じれったい！！

「そんなの関係なしに、オレを一人の男だと考えてくれ！一人の男として、姉貴はオレのこと好きか、嫌いか。」

「((ﾎﾞｿｯ……好き///」

とても声量は小さかったが、しっかり聞き取れた。

オレはすぐにギュッと姉貴を抱き締めた。

「うわっ！？な…なにすんだ！？」

「いいだろ別に。お前はもうオレの女だ。玉章のとこなんて行くなよな。」

姉貴はああ、と頷いた。

「好きだ、姉貴」

オレは、姉貴の唇に、己の唇を重ねた。

触れるだけのものだが、とても、長く感じた。