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3 探検2 ページ29
リクオside
旧校舎の中へ入ると、カナちゃんがすぐにくっついてきた。
「や〜い。モテモテ〜(棒)」
ね…姉さん、棒読みで言ってくるし……
う〜ん……困るなぁ…
あれ…？姉さん、なんか顔色が悪い……どうしたんだろ……
美術準備室へ入ると、姉さんもくっついてきた。
「リ、リクオ……オレも…いいか？」
「えっ……姉さんまで！？((ﾎﾞｿｯなんで！？いつも妖怪見てるじゃない！」
「((ﾎﾞｿｯバカ！！妖怪じゃなくて、この雰囲気が怖いんだよ！！」
「え……なんで？」
「ちょっと……昔……色々あって…」
嬉しいんだけど……心臓もつかな…？///
いつからだろう……姉さんを、異性として、見始めたのは……でも……姉弟だから…家族だから……ダメだよね……
『だらしねぇな……昼のオレは』
え？誰？今、声が聞こえたような……誰の声なんだろう……
そう言えば姉さん、昔色々あったって言ってたけど……何があったんだろ……
なんか……姉さんの知らないこと…多いな……
『(ったく……昼のオレはだらしねぇ……)』
追伸ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一話から六話ぐらいまで「幕」だったので、修正しました。
あと、時々内容変えてしまいます。
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作者名：桜 | 作成日時：2015年2月27日 20時
