WESTさんたち、大丈夫？

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橙side


淳太くんが悲しそうなのは


なんでやろ。、



考えて考えて、



…あ。


もしかして、、、




「…じゅんたくん、こっちおいで？」




泣いてる淳太くんの脇に両手を差し込んで抱き上げ
向かい合わせで跨がせるようにして膝の上に乗せた



そのまま腰に手を回し、抱きしめる


高い体温が服を着ていても伝わってきて、
相当しんどいことが手に取るようにわかる




「…じゅんたくん、寂しかった？
　もしかして、甘えたかったん…?

　体調悪いのも、気付かへんくてごめんなぁ、」




胸元に引き寄せ、頭を撫でながら話しかけると、





黄「………っ！！」




図星みたい。
熱のせいで真っ赤な顔がさらに真っ赤になって

ぶんぶんと首を振る淳太くん





素直やないんやから笑





「違うん？どうしたん、言うてみ、」



張り付いた前髪をはらって、目と目が合うように
顔を覗き込みながらたずねると、





うるうる、



普段から水分多めの目から今にもこぼれ落ちそうな雫





黄「…お、れ、キャラやないから…」


「ん？」




黄「甘えるような、キャラちゃうから…」







「うん」





黄「ホントは甘えたい、のに、言えへんくて、
　 さっきも、ｸﾞｽｯ…返信邪魔してごめんっ…けど、
　 気付いて欲しかった…

　 いつも、、素直じゃない、からっ、
　 急にあまえたら、嫌われるっ、思ってっ…」




とうとうこぼれ落ちた雫




泣きながらそう訴える淳太くん







俺はなんてことをしたんや

大切な人にこんなこと言わせて、



体調悪いのも気付かへんくて





橙「ほんまにごめんな…。
　
　 でも、…どんな淳太くんでも好きやで。
　 愛してる。

　 辛い時は甘えてええんやで？
　 わがままも言ってほしい


　 淳太くんのためならなんだってする」

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