家政婦の雪 (ページ12)

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一難去ってまた一難ページ12

Aside

あのライブからSnow Manの皆さんの事をいろいろ調べた。
基本のプロフィールの内容から、
家政婦目線のアレルギー持ちかまで。

そしていよいよ、今日から家政婦！
・・・の、ハズだったんだけど。

A「こんなに雨降るって聞いてなーい！」

オンボロアパートに、今年１の大雨が降り注いでいます。
ウチのアパート年季入りすぎてて、
ちょっと天井の雨漏りが気になり始めます。

タ「アイツらのシェアハウスの場所送りました。
大雨気を付けて来てください。
あまりにも雨ヒドすぎたら、１人文句言ってもいいよ？」

滝沢さんから、ご丁寧に場所の連絡が来ていた。
最後の一文が気になったけど、雨に文句言ってもなー？

・・・ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ！
雷に似た爆音が部屋中に響いた。
さらに急に気温が下がったので原因を探すと、
お風呂場付近の天井が無かった。

A「滝沢さん、いきなりですみません！
今日泊まる所ありませんかー！？」

タ「どうしたの？この時間なら、まだ家にいるよね。
俺そっち向かうから、こっち来るの待って」

真っ先に滝沢さんに電話してしまった。
たくさんタレントさんを抱えていて、お忙しい方なのに。
結局滝沢さんは、15分くらいで家に来てくれた。

タ「あーぁ、コレは業者だな。
泊まる所ね・・・あそこでいっか」

ひとまず、荷物をまとめておくように言われた。
旅行カバンに着替えやメイク道具など、
必要そうな物をパンパンに入れておいた。

そして天井の件を、大家さんに報告。
そろそろあの部屋のリフォームを検討していたらしく、
速やかに業者へ連絡となった。

こんな事になったので、滝沢さんの車の後を付いていく。
見るからに立派な家が建ち並ぶエリアに来た。
広い庭がある3階建ての家の前で、車が停まった。

タ「ココが、アイツらのシェアハウスだよ。
今日は泊まりがけの収録の帰りだから、
そろそろ帰ってくるハズなんだけどな・・・？」

A「皆さん帰って来るまで、待ってますよ。
大雨ですけど、広い庭見てるとかなり時間潰せそうですし」

縁側と思われる場所が見えた。
あそこなら、雨も凌げそうだ。

タ「この時間で帰って来てないなら、収録延びたな？
渋滞する頃に重なるだろうから・・・中入っちゃえ！」

えぇ！？不法侵入では・・・

タ「大丈夫だよ、合鍵あるし」

なんの躊躇いもなく入って行った。