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V/辰哉side ページ11











「いってらっしゃい、何かあったら連絡するね」


涼「うん、お願い」
「あ、あとさ、」


「ん?」


涼「お昼ご飯の時、翔太のこと一応誘ってくれないかな。あともう少しだと思うんだよね」


「そっかそっか、分かったよ」


涼「ありがとう、いってきます」


『いってらっしゃい』




























あの日からの翔太の様子は涼太からみんな聞いていた。



だから、さっきの涼太からのお願いは本当に嬉しくて。



翔太がリビングに下りてくれるかはまだ分からないけど、それでも翔太が近づこうとしてくれてる事実が本当に。
















今日家にいるのは、仕事の照を除いた4人。




時間はあっという間に過ぎ、時計の針は1番上をさそうとしていました。




階段をゆっくり上り、部屋の前に立って1つ深呼吸。




























コンコン

「翔太、辰哉だよ」




「お昼ご飯、一緒に食べよ?」



「無理はしなくていいからね、下で待ってるよ」




























相変わらず返事はないけれど、




少しの希望にかけてみることにした。





























ラ「しょっぴー来ないね…」


亮「やっぱりまだダメかな、」


大「まぁ、焦ることないよ」


「そうだな…」





























数分待ってみて、みんな諦めかけた時だった。

























トン、トン、トン、トン、、












リビングの外から、階段を誰かがゆっくり下りる音が聞こえた。



それが心霊現象でなければ、彼であることは確かで。




だけど、また距離を置かれないためにも、今は平常心で迎えようと決めました。





























ガチャ

……



「おはよう翔太」


翔「………おは、よ」


亮「なぁに突っ立ってんの、こっちおいで?」


大「今日は涼太特製オムライスだよっ」


翔「…うん、」


























翔太がゆっくり近づいてきて、ラウールの隣に腰掛けた時、



みんなの顔に笑顔が溢れました。









VI→←IV



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海樹(プロフ) - わーい!更新待ってました♪たくさん読めるの嬉しいです!!ソワソワしながら更新されるのをお待ちしてますねw (2020年6月1日 17時) (レス) id: 134b7493ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 1よりの2でお願いします! (2020年5月10日 3時) (レス) id: 31538845d2 (このIDを非表示/違反報告)
柑奈(プロフ) - 新作、楽しみにしてます! (2020年5月8日 22時) (レス) id: 2277aff8af (このIDを非表示/違反報告)
いた。(プロフ) - 2がいいです!お願いします。 (2020年5月8日 19時) (レス) id: 7d25e46756 (このIDを非表示/違反報告)
さとぼーの - マイナーかもですが4-1がいいです! (2020年5月7日 21時) (レス) id: c9cd78e719 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年4月29日 11時

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