＿＿side D ページ31
Daisuke side.
大「おいで。」
寝転んだまま手を広げ、彼女を自分の胸の中へと呼び込んだ。
覆い被さるようにした彼女の背中をしっかりと抱き締めて、彼女の頬に自分の頬を寄せる。
大「ねぇ、俺のも食べて。」
そう耳元で囁くと、彼女はピクッと身体を揺らしながらゆっくりと俺の耳元に口を近付けた。
震えている吐息が耳に掛かってゾクゾクしてしまう。
彼女が耳を口に含むと、声が上がり身体が揺れるような刺激が全身を駆け巡った。
大「っく、」
やっば....
彼女はまだ甘噛みだけ。
それでも彼女の歯が俺の耳を刺激する度に腰の辺りまで電気が走ったみたいに痺れてしまう。
やべぇ.....
とにかく起き上がらないように堪えるのがやっとで。
一度耳から唇を離した彼女。
どうにか耐え切れたか、と思った瞬間に舌を這わせる。
まるで、気が緩むのを待ち侘びていたかのように。
ゾワゾワとした感覚に、自分でも出したことのないような声が上がった。
大「っあ、」
「佐久間さんも、耳弱いじゃないですか、」
大「んっ、そう....かもね、っ、あんま耳元で喋んないで、ちょっと本当ヤバい、」
「ちゃんと、出来てますか、？
だいすけくん、」
大「っ、出来てる、出来てるからそれダメだって、！」
ビクッと揺れる身体と、何かが解き放たれるような感覚。
頭がボーッとする。
マジ....
俺、耳だけで、
その事実にちょっとしたショックと、妙な高揚感が俺の中に芽生えた。
やべぇ、何この感じ.....
大「嫌いじゃない、かも。」
「え？」
大「お願い、もっかいして、？」
なんて言えば、少し口元を緩める彼女。
あの日、俺がしたのと同じように、
耳も、
首も、
鎖骨も、
しっとりと柔らかい感触がするすると這っていく。
大「Aっ、ま、待って、そこダメ、」
熱っぽい吐息と、ピチャッとした音が響く部屋。
この昂りを抑えることは、今の俺には出来なさそうだ。
.
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cleam(プロフ) - あゆささん» コメントありがとうございます！何度もお読みいただけて嬉しいです（ ; ; ）手は少しずつ慣れてきました！笑 この際両利きにでもなろうと思います。笑 ご心配ありがとうございます！ (2021年3月1日 21時) (
レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - 柚月さん» コメントありがとうございます！全ルート解放しましたので、読んでいただけたら嬉しいです◎ (2021年3月1日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ekubokou0608tksさん» コメントありがとうございます！最終話、全ルート解放しましたので是非読んでみていただけたら嬉しいです＾＾ (2021年3月1日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
あゆさ - ドキドキするストーリーで何度も読んでしまいます(^^)手は大丈夫でしょうか？いつもありがとうございます！ (2021年2月27日 9時) (レス) id: 6566d79835 (このIDを非表示/違反報告)
柚月 - 番外編的でいいので9人全員の結末がみたいです (2021年2月27日 1時) (レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年2月13日 23時
