＿＿ ページ14
You side.
《では今度は逆のパターンとして、A様が食べ進めてください。》
「えっ！？私！？」
蓮「んーー、溶ける、」
ポッキーの先端を噛みながら早く、と目で訴える。
私は腰が引けてしまい、あまり食べ進められずにいた。
「これ以上、近付けないです、」
蓮「なんで。近付けるっしょ。」
彼はグッと腰を寄せて自分の膝の上に私を乗せた。
バランスを崩した私は、彼の肩に手をついてしまう。
亮「おぉ〜目黒積極的〜！」
なんて煽りを入れる阿部さんと、生唾を飲み込むようにして見守る3人。
皆に見られていることがこんなにも恥ずかしいなんて。
蓮「ん。」
目黒さんに促されてゆっくりと食べ進めた。
一口、二口と進む度に縮んでいく彼との距離。
これじゃあ、まるで、
頭に過った邪な考えを見透かされたかのように、スッと後頭部に手が回されて軽く唇が触れ合った。
「っ、」
蓮「ごちそーさま。」
《目黒様、ミッションクリアです。》
了解〜なんて言いながらニヤッと笑った彼。
蓮「なんでそんな驚いてんの？翔太くんとはもっと深〜いのしたんでしょ？」
「し、してないです！」
翔「したわ。」
「な、なんでバラすんですか！」
辰「俺もしたわ。」
翔「は？お前もしたの？」
蓮「なんだ、結構色んな人としてんじゃん。じゃあ俺もうちょっと楽しめば良かったか。」
ヤバい、
目が本気、
慌てて身体を離そうとすると逃げられないように腰をしっかりとホールドされる。
蓮「ね、A。誰のが一番良かったか教えてよ。」
「っ、」
そう言ってもう一度重なった唇。
「待っ、」
蓮「待たない。気持ち良くしてあげる。」
ゆっくりと、時間をかけて絡めた舌の温度を同じにしていく。
彼の体温を感じては、溶けそうになった。
視界に入るのは、この状況をしっかりと目を逸らすことなく見続ける4人で。
羞恥心が煽られた苦しさと、理由も分からない心地良さの混ざった不思議な感覚に溺れていった。
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cleam(プロフ) - あゆささん» コメントありがとうございます！何度もお読みいただけて嬉しいです（ ; ; ）手は少しずつ慣れてきました！笑 この際両利きにでもなろうと思います。笑 ご心配ありがとうございます！ (2021年3月1日 21時) (
レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - 柚月さん» コメントありがとうございます！全ルート解放しましたので、読んでいただけたら嬉しいです◎ (2021年3月1日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ekubokou0608tksさん» コメントありがとうございます！最終話、全ルート解放しましたので是非読んでみていただけたら嬉しいです＾＾ (2021年3月1日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
あゆさ - ドキドキするストーリーで何度も読んでしまいます(^^)手は大丈夫でしょうか？いつもありがとうございます！ (2021年2月27日 9時) (レス) id: 6566d79835 (このIDを非表示/違反報告)
柚月 - 番外編的でいいので9人全員の結末がみたいです (2021年2月27日 1時) (レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年2月13日 23時
