朝、起きたら… (ページ36)

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桃

ラジオの収録あるから、あべちゃんを待つ。
まだかなー？遅いなー？

青『ﾌﾊｯ、お前５才児かよ！ソワソワしすぎだろ！』

桃『ニャハハ、だってあべちゃんに会いたいんだもん！』

白『佐久間くん可愛い！
でもさ、ラジオの収録あべちゃんが付くとは決まってなくない？』

橙『そうやんな？もう一本撮るからこっちに付くかもしれんで？』

桃『何ーっ！！！そんなのダメに決まってんじゃん！
あべちゃんは佐久間さんと行くんだよ！』

俺はチーフマネに直談判しに行った。

桃『この後ラジオ、マネージャー誰付くの？
あべちゃんでしょ？あべちゃんだよね？そうに決まってるよね？じゃねーと佐久間さんラジオ行かねーぞ！！！』

チーフ『佐久間何言ってんだよ！仕事だろ？
うーん、悩むとこだな。収録同行して疲れてるだろうから、休ませてやりたい気持ちもあるし、ラジオに同行させたい気持ちもあるし。
あべちゃんに選ばせようかな？』

桃『何でだよ！ラジオ決定でいいじゃん！あべちゃん、佐久間さんと一緒なら疲れないから大丈夫だって！』

チーフ『体力お化けのお前らと一緒にすんなよ？女の子になって、体力更に落ちてるだろうし、気疲れすんだよ！挨拶ってのは！』

桃『むー！！！』

チーフと一緒にみんなのとこに戻ると、あべちゃんが付いていた。

桃『あべちゃーん！！！』
前は抱きついて転けそうになってたから、ただギュッと抱き締めた。

緑『ぉー、佐久間っ！』

桃『あべちゃん寂しかったよー！
あべちゃんこの後佐久間さんとラジオね？』

緑『そうなんだ？了解。』

チーフ『こら！佐久間！勝手に決めんな！
あべちゃん疲れてるだろ？こっち残るか、ラジオ行くか、選ばせようと思って。』
と言って、チーフにあべちゃんから剥がされた。

緑『俺どっちでもいいよ？』

黒、桃『じゃー、ラジオで！』

紫『お前らどんだけあべちゃん好きなんだよ！
でも、疲れてんだろ？休ませてやれよ。』

緑『ふっかありがと、だけど大丈夫だよ？』

すると照が、あべちゃんの肩を抱いて、『あべはこっちね？マネージャー初日なんだから、ほどほどにしとけ？』

チーフ『そうだな。あべちゃんはこっちね。
ラジオ班俺と行くぞー？』

くそー！またあべちゃんと離れるのかよ！
目黒ばっかりずるいぞ！
あべちゃんは俺のシンメで、親友で…
親友、なんだからな！

俺のあべちゃんなんだからな！