朝、起きたら… (ページ34)

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緑

過保護なめめに見つめられる…

緑『めめ、なに？』

黒『ん？可愛いなって思って。』

緑『可愛くないから！
恥ずかしいからやめて？///』

黒『やめないよ？言ったよね？俺、あべちゃんが好きなんだって！意識して貰いたいし、思ったことは言葉で言わなきゃ伝わんないから！』

緑『…///』

多分顔赤くなってんだろうな…
恥ずかしくて顔をそらした。

すると、目の前に立たれて、ゆっくりと頬に伸ばされる手。

///無理！目なんか合わせられないよ。

黒『ねぇ？なんでこっち見てくれないの？』

緑『…///』

黒『ホント可愛い！顔真っ赤だよ？
俺の事意識してくれた？』

緑『//だって、可愛いとかテレるじゃん！///
それに、意識はしてるよ？
めめ直球ストレートだから。
ちゃんと考えるから、もう少し待って欲しい。///』

黒『うん、待ってる。』

この後、ラジオの収録がある。
めめと、佐久間だから、佐久間を迎えに事務所に戻ってから、一緒に移動することになっていた。

マネ『この後ラジオ収録あるんで、事務所一回戻りますね？』

黒『今日誰とだっけ？』

緑『佐久間だよ？』

鈴木くんは車を入り口にまわすため走って行ってしまった。

廊下を歩いていると、さっきの収録で一緒になった芸人さんに会い、めめが立ち話を始めたから、俺はその間にトイレに行っておこうと思ってその場を離れた。

鏡を見ながら、手を洗う。
…慣れない。自分の姿見て、誰？って一瞬思う。
女子トイレに入るのも、抵抗あるし、早く元に戻んないかなー。

なんて思いながら、めめの元へ向かっていると、急に肩を抱かれて、【あべちゃん見つけた】と言われた。
顔を見るとさっきのＰ。

緑『ぁっ！、お疲れ様です。』

Ｐ『お疲れ、もう帰るの？俺に挨拶ないなんて寂しいじゃん。』

緑『すみません、次の仕事で急いでて…また会う機会があれば、よろしくお願いしますね？』

Ｐ『あべちゃん、番号教えてよ？いつでも会えるようにさ？』

はぁっ？番号聞かれた！
ご飯に誘われた時の断る言い訳は何個も用意していたけど、番号聞かれた時は用意してない！
どうしよ…

緑『ぇっ？……ぁの、、アハハ…』

俺の肩をもっと抱き寄せて、顔を近付けてくる。
Ｐ『ねぇ、早くスマホ出してよ』

ぅわっ！顔近い、イヤだ、気持ち悪い…
誰か助けて…

その時、『あべちゃん！』と声がして、Ｐが振り替えるため少し離れた。