想像を超えていけ。4※ ページ14
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「……ぅ、あ……っ」
歌声と同じく高めで、
気持ちよさからか上ずった涼太の声と、
掌に伝わる硬度が増したことで、
答えが間違っていなかったことがわかる。
と、
止まっていた涼太の手が
スウェットのみならず、
ボクサーパンツの中にも侵入してきて
直に握りこまれた。
「あ!ん…っ、は…」
「……ん…、しょーた…っ」
お互い負けじと攻めあって
2人して息が上がっていく。
「…ぁあ…っ、んぅ…!!」
快感を受け取ると、勝手に腰がふるえ、
かくかくと突き上げるように動いて、
それに合わせて声がもれた。
「…りょーた…っ」
「ん…しょーた、ここ好き?
いっぱいしてあげる」
「…っひ、……ぅん…!」
「俺のも、手止めないで」
涼太の手管が的確に、
俺の弱いところを攻めて追いつめてくるから、
つい声が上がり、涼太を攻める手が止まりかける。
「なんっ、りょーた、うまくない…?」
涼太がテクニックがあるのか、
それともイメトレの成果なのか、
余裕がない中、質問を投げかけた。
「ん?…んー、じゃあ
そろそろ2人でイこうか」
よいしょ、とつぶやいて涼太は先に
ジャージのズボンとボクサーパンツを脱ぎ捨てる。
「腰あげて、」
涼太は、俺のスウェットに手をかけてそう言い、
それに従うとスウェットとパンツを
一気に取り去った。
「はい、俺にまたがって」
両足をベッドに無防備に投げ出した涼太は、
俺にまたがるように指示をした。
言われた通りに
向かい合うようにまたがる。
「うん、じゃあしょうたも、足のばして。
俺の太ももに体重のせちゃっていいよ」
言われるがまま、その体制をとると
手をとられて
左手は涼太の肩に、右手は涼太自身に導かれた。
「……ぁっ、あっ……!」
そして涼太の右手は俺自身を握ると、
上下の動きが再開された。
俺もそれを追うように、上下に手を動かす。
「…ぅんっ…しょーた、
手の動き大きくできる?ん…そうっ、
すこし強めに、下に押しつけるかんじ…
そう、…ぁっ……!」
涼太が俺の右手に左手を重ねて、
誘導しながら、イイトコロを教えてくれる。
涼太の腰もびくびくと跳ねて、
嬉しくなって涼太の言う通り手を動かし続けた。
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作者名:ほたて | 作成日時:2023年1月4日 20時