secret.82 ページ32
ｱﾅｳﾝｽ「続いては女子の騎馬戦です！」
《 バンバンバンッ！ 》
「「「いけぇぇぇー！笑」」」
男子1「おい！ラスト雪音じゃん！笑」
男子2「雪音ー！頼むぞー！笑」
A「あははっ…苦笑」
練習試合を進めていくにつれて…
何故か私は一番最後に回されていた…
一騎討ちで戦っていく中で交互に倒れてって
いい感じに進んでいき…最後の勝負…
ｱﾅｳﾝｽ「ラストは赤ブロック対黄色ブロック！」
「「「赤いけー！ / 黄色負けんなー！」」」
先生「鉢巻だけを狙えよっ？！」
「「はいっ！」」
審判の合図と共に始まった最後の試合…
私は鉢巻を取られないように相手の腕を掴んだり
避けたりするけど…それはやっぱり相手も同じで
なかなか勝負が決まらない…
「「「いけいけー！ / 負けんなー！」」」
試合に集中し過ぎたのか天候のせいなのか…
だんだん体が暑くなってきたけどそんなの気にしてる
余裕は無くて…気付けば相手の騎馬を倒してて…
私の手には赤の鉢巻…
「「「……よっしゃぁぁぁ！笑」」」
ｱﾅｳﾝｽ「優勝は黄色ブロック！」
A「えっ…嘘っ…汗」
女子「Aちゃん強すぎるよぉ〜…笑」
A「ごめんっ…大丈夫だった…？汗
夢中になりすぎちゃって…」
女子「練習の時より強かったから
ビックリして耐えられなかっただけ。笑
でも、本気で戦ってくれたから楽しかったよ！笑」
松倉「Aー！ お前すげーよっ！笑」
松田「かっけぇぇぇ！笑」
A「っ………笑」
リレーの時もそうだし…今だって…
自分の" 体の変化 "に戸惑っていた…
？「……やっぱりそうか…ﾎﾞｿｯ」
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作者名：はーちゃん | 作成日時：2021年9月13日 23時
