僕の彼女になってよ。 (ページ8)

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生放送や映画のビジュアルの反響が大きかったらしくて、美容誌の表紙の仕事が来た。
女性としてはやっぱり嬉しい。
肌が荒れないように、食生活もケアも普段より気を付けて迎えた当日。

わたしの表紙は通常盤で、増刊号の表紙はしょっぴーだと聞いてビックリした。
しかも、対談。
まさか単独で一緒にお仕事をする日が来るとは。

「Aさん！」

『しょっぴー、おはようございます』

「何か変な感じだね、今日も肌発光してるわ」

『そのお言葉、そっくりそのままお返しします』

「あはは。何か、いつもめめがありがとう」

『こちらこそ。仲良いんだね』

「え？」

『れ…めめ、しょっちゅうメンバーの話してる』

「まあ…仲良いね」

『あは。羨ましいな、ソロだとそういうのないから』

スタッフさんから呼ばれて、対談の為に用意された部屋に入る。
蓮もだけど、改めてSnowManって顔面偏差値高いなぁとまじまじと見てしまう。

「どした？」

『綺麗だなって思って』

「…」

『しょっぴー？』

「あ、ごめん。ありがとう」

「それでは、スタートします！渡辺さん、白石さん宜しくお願い致します」

スタッフさんから声がかかって、対談がスタート。
会ったことのあるしょっぴーで良かったな、と思った。

美容の話で盛り上がって、楽しんでいたらあっという間に終わってしまって。

「ありがとうございます、お疲れ様でした」

スタッフさんが去って、挨拶を交わしたら楽屋に戻る。
撮影も対談も楽しかったなぁ、なんてぼんやりしていたら。

「失礼します」

『…しょっぴー』

「この後めめと会うんだけど、良かったら一緒に来ないかなと思って」

『邪魔じゃない？』

「邪魔だったら誘わないよ。着替えたら待ってるね」