Dear my sister. (ページ21)

今日:5 hit、昨日:38 hit、合計:317,300 hit

ページページ21

佐久間side

深「はい、じゃあ次は俺ですね。今のとこあれだね。全く覚えられてない人はいないね」

阿「そうだね。何らかの形では覚えてもらってるね」

岩「何らかのって絶対ナベ郎じゃんw」

渡「もういいの、ナベ郎知っててくれた事が嬉しいからいいの」

佐「ナベ郎～！」

渡「お前は違う。呼んでいいのAちゃんだけだから」

少し拗ねたような口調で言い返す翔太。
それが面白くて脱線しそうになると、では、とふっかが手を挙げた。

深「Aちゃん。俺の名前は覚えていますか？」

『んとねー、たっちゃん』

皆「おおー！！」

阿「すごいね、ここまで快調だよ」

宮「嬉しいね」

自然に拍手が起こり少し気恥しそうなA。
そんなAに向かってふっかが両手を伸ばす。

深「ありがとうAちゃん。ハイタッチしよ、ハイタッチ」

それを聞くとAは俺の合図もなくしっかりと自分で一番奥に座っていたふっかまでとたとたと歩いていきハイタッチをした。
うん、この短時間でお兄ちゃんはすごい成長を感じるよ。

岩「じゃあ次は俺だ。分かるかな？」

ふっかとのハイタッチを終えたAに照が顔を覗き込むようにして見る。

『あのねー、ひーくん』

岩「当たり！ありがとうな」

くしゃりと笑った照がAに大きな手を差し出すと、Aは少し勢いをつけて大きくハイタッチをした。

深「じゃあこれで無事に全員名前覚えてもらえたね！Aちゃんありがとう」

皆「ありがとう」

皆から口々にお礼を言われたAは俺の上に戻ってくると少し気恥しそうにくっついてくる。
その背中をぽんぽんと撫でるとふふ、と嬉しそうに笑う声が聞こえた。

佐「やー。正直こんなに皆と最後ハイタッチ出来るようになると思ってなかったからなんか嬉しいわー」

阿「最初は緊張してそうだったけど段々楽しくなっていったのかな？笑顔が見れて嬉しかったな」

岩「まじでね、笑った顔が可愛い」

深「わかる」

渡「俺はどっかのタイミングで再チャレンジしたい」

佐「あはは」

岩「いいじゃん。可愛いよナベ郎」

渡「今はいいけど、俺の最終目標は翔太くんだから。」

宮「翔太、頑張れ」

深「じゃあそろそろ締めますよ！皆いい？以上、」

皆「Snow Manでした！」

ふっかの掛け声に合わせてカメラに向かって手を振るメンバー。俺も、俺に抱きつくAを振り返らせて一緒に手を振る。
ばいばーい、と大きく言えたAの頭を緩く撫でた。