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メッセージ ページ28

Aside



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約束の公演終わり






蓮くんは一人で買いに行くと言い、私に部屋の鍵を渡して外へと出て行った





「暇だなあ」





人の部屋で何かできることはなく、座椅子に座ってスマホをいじる





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キスをされたあの日から、


私たちはろくに口をきいていない





こんなことになるくらいならマネージャーにならなければよかった





そんなことすら考えるくらいには結構辛かったりする





スマホのメッセージアプリを開き、


辰哉とのトーク画面を開く





辰哉最近寝れてんの?
Aなにそれ笑
辰哉いや、京都が慣れないとかあるかなーって
A仕事も楽しいし、全然余裕
辰哉お前らしいな笑
辰哉まあそれならよかったわ



変な顔したうさぎが「good!!」なんて言ってる


少し趣味の悪いスタンプが送られてきている





これが最後のメッセージである





やっぱこんな気遣ってくれるのは辰哉だけなんだな、


なんて、別れた後の彼女みたいに失ってはじめて気づく彼の優しさみたいなものを実感している





『ごめん』





何度も打っては消した言葉




いつになったら言えるかな、





電源を落としたスマホを放り投げ、


目の前にある低めのテーブルに突っ伏す





そこで気が付いたら私の記憶は止まっていた





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寝顔→←お誘い



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作者名:ぴぴ . | 作成日時:2020年3月19日 12時

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