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Story…31 ページ31
不自然に鍵があいたまま。
慌てて中へと入るけど…
目黒
『…どうなってんだよ。』
…そこに、二人の姿はなかった。
ーーーーーーーーーー
ー自分 Side
『…っ。』
宮舘
『…ごめんね。』
勝手に逃げ出すことができぬよう、手を縛られて
…私は今、涼太の車に乗っている。
拘束されていても
痛い思いをさせたくないという優しさを感じる縛り方に
胸が締め付けられて。
『…どこに行くの、、？』
宮舘
『…誰にも邪魔されないところ。』
『涼太、、』
宮舘
『…もう嫌なんだ、同じ思いをするのは。
あんなに辛くて、苦しいのは…。』
『…っ。』
(回想)
蓮
『これを…受け取ってほしい。』
『綺麗な模様…』
蓮
『今、ここで着てみてはくれないだろうか？』
『でも、、』
蓮
『時間なら気にしなくていい。
貴方の為なら、私はいつまででも。』
『…っ、、。』
舘
『…！！』
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年6月15日 0時
