恋冬…（9） ページ9
『深澤先輩…』
深澤
『…俺の何を知ってて
そんな風に言えるわけ？
よく知らない相手を決めつけるんだ。』
待て。
落ち着け、俺。
深澤
『…いいよ、もう。
…わざわざ時間とらせたみたいで悪かった。』
『ちょっと…！』
…俺は振り向くことをしなかった。
つまりは
…逃げたってこと。
これ以上彼女の口から聞きたくなかったから。
…傷つきたくなくて。
ーーーーーーーーーーーーーー
ーその日の放課後
目黒
『ふっかさん』
深澤
『…んー？』
目黒
『部活の時間ですけど』
深澤
『…あぁ』
ラウール
『行かないの〜？』
渡辺
『…すっかりやられてんな、あの子に』
まるで失恋したみたいだ。
告白したわけじゃない。
俺の片想いでもない。
お互い好きでもない。
深澤
『…なのになんでこんな気持ちにさせられてんだ…』
再び顔を教室の机に伏せた。
ｺﾝｺﾝ
後輩
『すみません！部長！』
深澤
『あ…俺部長だったっけ…どした？』
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しょっぴーの使用人(プロフ) - 雪の王子様さん» コメントが1番嬉しいです(T_T)ありがとうございます！！！ (2021年1月4日 12時) (
レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様(プロフ) - コメント失礼します。とても面白いです。続きがとても楽しみです。更新頑張ってください！ (2021年1月4日 10時) (レス) id: 64a3df7a85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年1月4日 0時
