Story…24 ページ24
目黒
『無理すんなよ。
嫌だと思ったら帰ってもいいんだから』
『うん。大丈夫。
…守ってくれるんだもんね』
目黒
『もちろん』
ーーーーーーーーーー
言われた通りに
食べ物や飲み物を補充したり
軽く挨拶に付き合ったり。
予想してたより忙しくて。
”すみません、これ下げてもらえますか？”
『はい』
片付けに向かう途中…
？
『A…？』
『…！！』
見覚えのあるその顔に
持っていたグラスを落としかけて
彼が支えた。
『嘘…』
目黒
『まさか…』
『お兄ちゃん…っ』
間違いなくそこにいるのは
お兄ちゃんで。
北山
『…生きてたんだな…っ』
『良かった…』
喜びを噛み締めたあと
目黒くんの隣に戻り…
『あ…こちらは…』
話そうとしたけど
自分が売られかけたことは知らない。
そして助けられたけれど
書類上彼に買われたことも…
『あのね、』
目黒
『…いま、Aさんとお付き合いさせて頂いてます』
『え、』
目黒
『身寄りがない状況でしたので
一緒に私の屋敷で生活をしています。』
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杣クリーム(プロフ) - なぎさん» 出逢って読んでくださり、ありがとうございます😳🖤 (2022年1月18日 19時) (
レス) id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - こんばんは！今回のお話しもとても面白かったです。特にめめが主人公を助ける初めのシーンは本物のめめの様に男らしくて、その場面が簡単に想像出来て読んでいて楽しかったです。今回も素敵なお話しを書いて下さり、ありがとうございました。 (2022年1月18日 18時) (レス) @page35 id: e44ab1c4b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年12月7日 0時
