Story…11 ページ11
ー自分 Side
私はゆっくり目を開ける。
もしかしたら全部夢だったりしないだろうか。
彼との出会いも時間も温もりも。
『メモ…？』
ベット横の棚の上にあった小さなメモ用紙。
”おはよ。
まだ辛かったら休むように。
お腹が空いたなら俺の部屋にきて。
蓮。”
『…ちょっと空いたかも』
恐る恐る部屋を出てみる。
『……』
目黒
『わっ』
『きゃっ…』
開けた瞬間に彼がいて互いに驚いて
距離を取る。
目黒
『悪い。気になってさ。
そろそろ起きてるかもって思ってきたんだ』
『わざわざ…すみません』
目黒
『いいんだって、謝らなくていい。こんなことで』
彼の手には美味しそうな料理。
目黒
『うちの大広間で食べるのはまだ緊張して食べにくいと思ったから
もってきたんだけど。食べれそう？』
『食べます…っ』
目黒
『…それは良かった。
一緒に食べよ。』
『え、でも…目黒さんは皆さんとの方が…』
目黒
『あ…いいのいいの。逆に俺がいない方がスムーズ。』
そう呟いた顔は悲しそうにも見えた。
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杣クリーム(プロフ) - なぎさん» 出逢って読んでくださり、ありがとうございます😳🖤 (2022年1月18日 19時) (
レス) id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - こんばんは！今回のお話しもとても面白かったです。特にめめが主人公を助ける初めのシーンは本物のめめの様に男らしくて、その場面が簡単に想像出来て読んでいて楽しかったです。今回も素敵なお話しを書いて下さり、ありがとうございました。 (2022年1月18日 18時) (レス) @page35 id: e44ab1c4b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年12月7日 0時
