dear…（29） ページ29
ﾋﾟﾝﾎﾟﾝｯ…
ラウール
『…っ』
『…はい』
インターフォンから彼女の声。
ラウール
『…俺だよ、ラウール』
『ラウ…？なんで…？』
ラウール
『…お願い。中に入れて。風邪引いてるのも知ってる。』
しばらくして、ゆっくりドアが開いた。
『ラウ…』
そこにはらしくもなく
弱った彼女がいて
当たり前だけど、辛そうで。
ラウール
『…連絡くれればよかったのに』
『…できないよ。学生にいい大人が…』
ラウール
『とにかく、俺が看病してあげる。
ベットまで行こう。』
『でも…』
ラウール
『…阿部さんい聞いた。
…だから俺がいてもダメじゃないでしょ。』
『…っ』
俺に支えられながら
寝室まで向かい、優しく慎重に寝かせた。
ラウール
『何か食べれた？』
『…ううん。』
ラウール
『食べれそうなものとか、食べたいものとか
あったら言って。
作れるものなら作るし
なかったら買ってくるからさ。』
『…ラウって子供なんかじゃなかった。』
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しょっぴーの使用人(プロフ) - chipmxxxさん» こっちにもコメントしてくださり、ありがとうございます(T ^ T) 年下も…ありですね…。 (2020年12月28日 1時) (
レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
chipmxxx(プロフ) - こんなにラウちゃんにキュンとしたことないです(ToT)年下もありですね……← (2020年12月28日 1時) (レス) id: 345a447135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年12月6日 0時
