【恋愛】切り裂く静寂は君だけみたいで。

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オリジナル恋愛小説

切り裂く静寂は君だけみたいで。

誰もが見えないその赤い糸によって、尊い出会いが
訪れる。

それは間違っていないと思うし、否定もしない。

けど、私は知っている。

人なんて全て打算でしか生きられない。

この世に、別れ、離婚、不倫…そんな言葉が出回る世の中で

誰が真実なんて信じているのだろう。

人を信じるだけの理由があるとは思えない。

でも、それを周りに言えないまま、私は25歳という歳を

蓄えている。

小さな頃によんでいた白雪姫とはよくいったものだ。

如何にも怪しい老婆からもらったものを

無用心にも食べてしまう……なんて純真な心を持っている

のだろうと群衆は思っても、私にいわせれば

王子さまとキスをする未来のためなら、どんなあぶないことも厭わない

なんて女だよ…って。まるで仕組まれたように誘導されていたのはヒロイン以外の全員なんだ。

………でも、君はそんな私と出会って、今も変わらずおどけてみせるんだね。

……そう、きっと君と繋がる糸があるのだとしたら、それは執筆状態：連載中