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いつの間にか隣に阿部さん。スタジオは演者の皆さんはいなくなっていて、かわりにスタッフが作業している…これがセット転換というやつか、なるほど。
A「阿部さん、休憩ですね。なにか飲みますか」
阿「飲みますが、それよりなんで菅さんがノートを読んでいるんですか」
A「あ、これはまぁ、なりゆきで…」
宇「あ！ちょおまて、なんでそのノート菅ちゃんが持ってんねん！」
菅「見せてもらったんやんか、楠さんに」
宇「菅ちゃんが良くて俺があかんのはなんで！？」
阿「菅さんもダメです」
そう言って菅さんの手からノートを取り上げる阿部さん。なんか怒ってます…？
阿「楠さんは僕らのです。このノートは僕のです。譲りません」
宇「それは今日の順位を見てから言うんやな！まだ俺の方が上やで」
阿「１つだけです。一問すれば抜けます」
宇「その一問が難しいんやろ」
阿「抜きますよ、絶対」
行きましょ、と踵を返す阿部さん。行き先は楽屋だけど…足が長いから付いていくのに精一杯！スマホいじりながらなのになんでそんなに速い…やっぱりなんか怒ってる！？
A「ﾊｯ…ﾊｱｯ…阿部さ…はや…」
阿「あっ…すみません」
A「いえ…なんかありました？」
阿「え？」
A「なんか怒ってません…？」
阿「……ﾊｧ…」
ため息ぃぃいいい！！！！やっぱり怒ってる！！！！
その時、外で何か、すごく走ってくる足音？が近づいてきた…
ｶﾞﾁｬｯ!!!
佐「Aちゃん！？大丈夫！？」
A「えっ！？佐久間さん！？」
阿「聞いてよ佐久間ぁー、楠さんったらロザンの菅さんに誘われててー」
A「さそ…っ！？！？」
阿「俺を彼氏にする？とか言われてるんだよー」
A「へ！？語弊ありまくりです、そんなこと言われてない！！」
佐「なにそれAちゃんだめだからね！！Aちゃんは俺らのでしょ！？」
A「その、俺らのってなんなんですかー！！」
なんかパニックになっている佐久間さん。いやいや、わたしは誰のものでもありませんが？
まぁSnow Manのマネージャーという意味では、Snow Manの皆様のものではあるんだけども…
佐久間さんはあたふたしてるし、阿部さんは静かに、たぶん、怒っているし…状況がカオス…
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作者名：まめ
| 作成日時：2022年10月22日 14時
