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そんなこんなで、YouTubeを撮影する部屋に移動。
俺は…さっき樺さんが言っていた言葉が気になっていた。
目「ラウ？どした？」
ラ「めめ…俺って怖い？」
目「ん？」
ラ「さっき樺さん言ってたじゃん…でかいのが近づくと怖いって…俺さ、Aさんと仲良くなりたいんだけどさ、怖がられたらさ…嫌じゃん…」
目「あー…」
せっかくの新しいマネージャーさん。これからお世話になるんだから仲よくなりたい。
けど、近づくと怖いんでしょ？どうしたらいいの…
岩「けど俺らみんなでかいからな…縮めないしな…」
深「とりあえずさ、チビたちを派遣しようぜ」
岩「チビたち？佐久間と翔太？」
深「そう。そんで２人を入り口にして、慣れてもらって。んで対処方法考えたりとか、順番に慣れてもらえばいいんじゃないかなぁ」
岩「あーー、いいかもな、それ」
深「でしょ。そうと決まれば、佐久間！翔太！」
佐「にゃす！」
渡「なに」
深「ちょっと俺の考えを聞いてほしいんだけど…」
そんなふっかさんの提案で、まず佐久間くんとしょっぴーがAさんに話しかける。２人なら背が低いからあまり怖くないよねっていう計算。
で、話の中から、どうすればいいか考えたり、２人に慣れたら次は俺ら…みたいにできたらなって感じみたい。
佐「りょーかーい！！じゃあこの後早速！」
渡「めんどくせぇけど、やるっきゃねぇな」
そう言って、ケーキを準備するAさんの方に走っていく佐久間くんとゆったり向かうしょっぴー。
大丈夫かな…俺でも仲よくしてくれるかな。怖がられないかな。
目の前で着々と撮影準備が整えられていくけど、俺の耳は半分、Aさんたちの方に向けられていた。
佐「マジだね。ラウール！」
急にかけられた声。えっ！なになに！？
佐「Aさん、お前とは話しづらいんだって！」
ラ「えぇーーーーーー泣いちゃう」
A「えっ、いろいろ説明はしょってませんか！！！」
やだやだやだ！！なにそれ！！
話しづらいってどういうこと！？
怖いの？やっぱこわいの？ハーフは嫌なの？顔が嫌いなの？俺のことが嫌なの？
こわいこわいこわいこわい…やだよ…ほんとに泣きそう(泣)
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作者名：まめ
| 作成日時：2022年10月22日 14時
