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社交辞令だと思っていた…嬉しいお誘い ページ30

異例の辞令祭のおかげで
パニック状態だった1課は

たったの2日で通常営業に戻り…

他の部署の社員から

営業1課じゃなくて良かった
絶対配属されたくない所No.1
あの人達は人間じゃない

なんて噂され…


そんな噂もすっかり聞かなくなった頃


二宮にも天音先輩にも
お礼を済ませたのに…

肝心な櫻井さんだけ
いまだにお礼ができていないでいた

社用スマホで何度かメッセージを送ったけど

私と違って、すっごく忙しい人だから
中々、時間も合わなくて…


どうしようかなぁ〜って悩んでいたら


♪ピコン


櫻井さん咲坂、今日ランチ一緒にどう?前に話したオムライスのお店行かない?


タイミングよく櫻井さんから
メッセージが届いた


これは、もう…手料理とかより
今日のランチをご馳走する!
って事でお礼済ませた方が
迷惑にならないよね


そもそも、家にお邪魔させてもらうのも…なんかね…


Aお疲れ様です。ぜひ行きたいです!
櫻井さんじゃぁ、また後で連絡する。
A了解です!また後で。


よし!
今日は私がご馳走しよう!

お昼休憩まであと1時間半…

「Aさーん、嬉しい事でもあったのか、知らないけどさ…にやけるのやめてもらえる…?怖いから(笑)」

「…すみませんねっっ」

「わかったら、手動かしてくださいね〜ここまで終わらなかったら、お昼休憩ないからね」

「それは困るー!!」


絶対気付いてるクセに!!
二宮のイジワル…


…あれからすごく集中していたのか、天音先輩が


〔Aちゃーん、もうお昼だよ〜。時間大丈夫?〕

「えっ?もうそんな時間ですか?」


社用のスマホを見ると…通知が3件


櫻井さんおつかれ。もう出れそう?入口で待ってるね

櫻井さんまだ、出れないかな?

櫻井さん先に1階のロビーに行ってるね


しまった…最後のメッセージから5分も過ぎてる

「天音先輩、ありがとうございます!お昼、外に食べに行ってきます」

〔はい、いってら〜〕

サッと簡単に片付けてエレベーターに乗り込んで

Aすみません!!今すぐ下ります!

とメッセージを送ったと同時に“既読”になって

櫻井さん急がなくていいから、ゆっくりおいで

なんだか、付き合ってるみたい…
って勘違いしている間に1階に着いた

“約束したじゃん”→←オススメ…?結局、いつもの



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設定タグ:櫻井翔 , オフィスラブ ,   
作品ジャンル:タレント
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作者名:二葉(ふたば) | 作成日時:2018年2月16日 23時

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