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MG side
結局事の重大さに気づいてなかった俺はAに酒を一滴も飲ませずに反省会後の打ち上げを乗り切るなんて無理だった
何度か止めようとしたが……
「ほら、A〜、そろそろな……」
「？？これはAのですだよっ！」
ですだよっ！ってなんだよ！笑
敬語とタメ口混ざってよくわかんないことになってるし、そもそも結構なチカラでグラスを離さない
すぐ近くには頬を噛まれて何故か嬉しそうなジミン…
「ふふ…かわいいなぁA〜」
「いいなぁ…ジミナはほっぺがでかいから顔だけどさぁオレたちはちg…イッテエエェ」
「テヒョナ？これ以上余計な事言ったらお前の数々の悪行をユンギヒョンとジョングガに言うけど？」
「……ご、ごめんなさい」
地雷を踏んで脅されてるテヒョナとさっきまでのデロッデロの糸目は何処へやら？なジミナはとりあえず見なかったことにして……()
この酔っ払いだな……問題は
「ふ〜ふふふ、もちもちなのもちなの？」
「へ？」
「おもちはもちもちなのもち、ぃ？」
「………すまんどゆことだ？」
相手にしてもしょうがないと分かりきってはいる
でも可愛すぎるんだよ…俺になにかを必死に説明しようとしてるAが…可愛すぎるんだよ！(2回目)
なんだこれ早口言葉か？()
「うん、餅はモチモチだな」
「んー！ちがうでよ！もちはもちもちなの！」
「………うん！Aの正解！」()
呂律が若干怪しいし、俺と同じこと言ってるのに何故か俺は違うらしいし笑
身内の集まりじゃなかったらとんでもないことになってるよなこれ…
恐ろしい…
ソクジナ、ジョングガお前ら今回はちゃんと信じるべきだったな()
向かいのテーブルから鬼の形相でこっちを見てるお前らに対して罪悪感が凄いんだが…
スマン、！！！
PDにも相談して飲酒禁止令出すから許せ！
・
・
ノルンと飲酒禁止令＿end
REQUEST thank you.
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作者名：薇
| 作成日時：2018年12月22日 19時
