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グクノルはお熱 REQUEST ページ9
JK side
昔Aの熱をヒョンたちにバレないよう隠し通したことをふと、うとうとした微睡みのなかで思い出した
………？
思えば今おれが抱きしめているAがいつもより熱い気がするし…なんだかおれも熱い？？
「…A？」
「ん…………………ぅ」
ぼんやりとした視界の中に涼しいはずの部屋でなぜかおでこに汗で髪が張り付いたAがいて、これまたなぜか息が苦しいおれ…
「ぐ………ぅ、あつい…いっしょ…ね？」
ふふっと同じくぼんやりしたAが熱い手でおれの頭を撫でてくれる
……あれ……？なんでおれも……汗かいてる……？
「……あつ…………」
あの時と同じように熱さで苦しそうなAを看病してあげなきゃと体を起こそうとするのに、
おれの体は鉛でも入れたように重く、その重さを実感した瞬間頭が痛くなり意識もぼやけてきた……
だめだ…………これは…ヒョン……よばな……きゃ…
「……ぐっ……ぅ……くるしっ……ぃ…」
「…っA…………………」
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作者名：薇
| 作成日時：2019年11月9日 19時
