ユネッサン02 ページ20
…深澤 side…
撮影も終わりみんな各々入りたい温泉を回っていた
Aちゃんは相変わらず映像確認
今日はカメラの台数多かったから大変だろうな
話しかけるのはやめとこう
そう言いつつも気にはなるからチラチラ見てしまう
すると近場の温水プールにちゃぷちゃぷ足だけをつけているAちゃん
これは話しかけに行っていいかな？
様子を見ながら近づく
Aちゃんの後ろを小さい男の子が走っていてつるっと転けてしまった
すかさずAちゃんが
｢大丈夫？頭ぶつけてない？｣
男の子の手を取り心配そう
｢大丈夫だよ〜、ぼく強いから！！！｣
｢よかった〜、強いのかっこいいね！あれ？ママは？｣
｢あれ〜？どこだろう？｣
母親がいないと気づき今にも泣き出しそうな男の子
｢お姉ちゃんと探しに行こっか！｣
男の子の手をしっかり握り立ち上がるAちゃん
やっと俺の存在に気づく
｢あ、辰哉くん｣
『俺も一緒に探しに行っていい？』
もちろん、と笑顔で答えてくれた
男の子を真ん中に3人で手を繋ぎ親御さん探す
時期と時間もありほかのお客さんが少ないこともあって直ぐに親御さんが見つかった
゛ありがとうございます゛
゛お姉ちゃん、お兄ちゃんばいば〜い゛
人助けをするとこんなにも
気持ちがいいんだなあと思った
｢辰哉くん、手伝ってくれてありがとうございます｣
『いや、俺なんもしてないし』
｢辰哉くんがたくさん話してくれたからあの子も泣かないで楽しそうだったじゃないですか｣
『そう言ってもらえると、嬉しいわ、俺こそありがと』
(優しいんだね)
…
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澪(プロフ) - Mearuさんコメントありがとうございます！そしてお気遣いありがとうございます！期待に応えれるよう頑張りますので今後ともこの作品をよろしくお願いします！！ (2021年1月19日 16時) (
レス) id: 3c76f87019 (このIDを非表示/違反報告)
Mearu - とっても面白いです!! 投稿お忙しいと思いますが、頑張ってください!!＼(^o^)／楽しみにしてます！ (2021年1月18日 20時) (レス) id: f44f572c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪 | 作成日時：2021年1月15日 20時
