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次の日の朝。カーテンを開ける少々乱暴な音と、お腹辺りに感じる重みで目を覚ます。
目を開けて一番に捕らえたのは俺の顔を覗くひかるくんの顔。俺と目が合うと慌てたようにベッドから離れる。
カーテンをシャッシャと開け閉めして遊ぶだいすけくんと、俺のお腹にうつ伏せで重なるれんくん。
「……やっぱ…夢じゃないよな……」
「あべちゃんあべちゃん！おなかすいた！」
「…うん……ちょ、ちょっと待って……」
これくらいの年頃の子は早朝からでもこんなに元気なのか？それともこの子だけ？
そう考えながら起き上がる。俺の動きに合わせて、れんくんも目を覚ましたようで。目を擦りながら今度は仰向けで寝転がる。
今日は土曜で、仕事は休み。ああよかった。少しこの現象についてゆっくり考える時間がある。月曜日とかじゃなくて、幸いだ。目覚めはいい方なのですぐにベッドから降りる。
……とりあえずこの子達について色々と知るべきなのだろうか。
「３人は、自分たちがどこから来たのかはわからないんだよね？」
「ここがおうちっていわれただけだから、」
「おれもよくわかんなーい！」
「……ねむい…、」
未だに何が起きてるのか一向に理解出来そうにないけど、何だか変な勘が働く。
どうにもできない、と。この３人を育てる運命だと。
なんだこの勘は。
「……んんー、…」
「りょへ、？」
「ん？なーに、れんくん」
「…りょへ、おれの、…まま？」
「……」
ベッドの上に足をだらんと伸ばして座ったまま、あどけない顔をしてこちらを見つめるれんくん。その言葉で、だいすけくんとひかるくんも俺の顔を見る。そんな顔で見ないでくれ…そんな…子供にそんな顔で見られたら……
「……ああ、もう！わかったよ、！一緒に暮らせばいいんでしょ！その代わりママって呼ぶなよ！」
「やったー！あべちゃん、ままだー！」
だいすけくんの叫びが部屋中に木霊して、それから、窓の外ですずめが鳴いた。
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おれん。 - めっちゃくちゃおもろいです！マジで続き楽しみ！更新頑張ってください！ 期待してます！めめ可愛すぎる… (2022年10月9日 23時) (
レス) @page10 id: 67bfb56258 (このIDを非表示/違反報告)
虹色しっぽ - 楽しく見させてもらいました！更新頑張ってください！ (2021年8月24日 18時) (レス) id: 779b4574fe (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - 更新、楽しみに待ってます！頑張って下さい！！ (2021年3月20日 0時) (レス) id: 2467065cee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2021年3月5日 15時
